二階堂ふみ:メークのこだわりは「赤の口紅」 現役大学生の素顔とは?

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 女優の二階堂ふみさん(19)が出演する映画「私の男」(熊切和嘉監督)が14日に公開する。映画は桜庭一樹さんが直木賞を受賞した同名小説が原作で、二階堂さん演じる孤児・花と浅野忠信さん演じる養父・淳悟との“禁断の愛”を描いている。二階堂さんは同作で「第13回ニューヨーク・アジア映画祭」のライジング・スター・アワードを受賞した。これまでも「第68回ベネチア国際映画祭」で日本人初となる新人賞を受賞するなど、10代でその演技を高く評価されている二階堂さんだが、プライベートでは4月に大学に入学したばかりの女子大生だ。「すごく好き」と目を輝かせるおしゃれについて、今ハマっている趣味など、二階堂さんの素顔に迫った。

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 映画で二階堂さんは、中学生から20代半ばまでを演じ、制服姿に社会人スタイルと幅広いファッションを着用している。普段も、「○○系とかに限定せず、好きなファッションを着ています」とおしゃれに敏感な10代らしく、さまざまなファッションに挑戦しているという。

 スキンケアについては「若いからあんまりむだなことはしないようにしています」と話しつつ、メークは「口紅は赤しかつけません」とこだわりを見せる。「とにかく赤の口紅が好き。ベージュ系などはつけません。それは以前から」と二階堂流メークに赤い口紅は欠かせないもののようだ。

 二階堂さんの現在の趣味は読書。もともと読書家で、映画の原作についても「以前から桜庭先生のファンで、(原作の)『私の男』も読んでいたので、映画に出演できてうれしかった」と笑顔で語る。最近は「雑誌でコラムを書く仕事が決まったので、さらに本を読むことが増えてきました」と続ける。とくに好きなジャンルは純文学だ。「いろいろな作家の作品を読みますが、室生犀星とか泉鏡花が好きですね」と話した。

 <プロフィル>

 1994年9月21日生まれ。沖縄県出身。2009年に役所広司監督の「ガマの油」で映画デビュー。11年に「劇場版 神聖かまってちゃん/ロックンロールは鳴り止まないっ」で初主演を果たし、同年「ヒミズ」で「第68回ベネチア国際映画祭」のマルチェロ・マストロヤンニ賞(最優秀新人俳優賞)を受賞する。以降、「悪の教典」「脳男」「四十九日のレシピ」「ほとりの朔子」など数々の映画に出演し、「第35回ヨコハマ映画祭」助演女優賞、「第56回ブルーリボン賞」助演女優賞といった映画賞を受賞。今後は、6月27日に出演した映画「渇き。」の公開を控えており、またNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」に茶々役で出演する。

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