水沢史絵:プリキュア声優がラノベデビュー

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 テレビアニメ「ハートキャッチプリキュア!」(テレビ朝日系、2010年放送)のキュアマリン役などを演じた声優の水沢史絵さんが初めて執筆したライトノベル「神楽坂G7 崖っぷちカフェ救出作戦会議」が集英社から25日に出版されることが決まった。水沢さんは「アニメの仕事で私が関われるのは最後の仕上げの部分のみ。ラノベの執筆という新しい挑戦は、今までとは一味違う、ものづくりのつらさと楽しさを実感することができました」とメッセージを寄せている。

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 水沢さんは、2012年に小説雑誌「Cobalt」(集英社)が主催するロマン大賞に作品を応募したのがきっかけで、翌年に短編「猫様のギフト」を同誌で発表して小説家デビュー。さらにこのたびライトノベルを書き下ろし、初出版することになった。

 同書は、東京・神楽坂を舞台に、町に戻ってきた高校生の英介と幼なじみたちが、幼少期に憧れていた浅野真弥が経営する「カフェGREEN」を救おうとする……という内容。同書について水沢さんは「作品はコメディーです。男性向けではありますが、女性でも気軽に読める仕上がりになっていると思います」ともコメントしている。

 イラストは「無彩限のファントム・ワールド」(KAエスマ文庫)、「俺が生きる意味」(ガガガ文庫)などのしらびさんが担当する。価格は600円(税抜き)。

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