神木隆之介:人生初のベトナム鉄道の旅 絶景求め“弾丸ロケ”

BSジャパン提供
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 俳優の神木隆之介さん(21)が、7月12日放送のBSジャパンの特別番組「神木隆之介20歳の旅 ベトナム国境鉄道をゆく~世界一美しい絶景棚田を求めて~」に出演する。ドラマや映画の合間を縫っての“弾丸ロケ”だったが、「人生初」というベトナムを列車で旅した神木さんは「二十歳(当時)という区切りの年にさまざまな経験ができて本当に勉強になりました。役者として一人の人間として成長できるようにこれからも日々精進していきたい」と語っている。

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 番組は、日本でも鉄道で旅をするなど列車が大好きだという神木さんが、ベトナム北部を鉄道で旅する姿を追った紀行ドキュメンタリー。旅は世界遺産のハロン湾から始まり、海沿いの街・ハイフォンから素朴な生活路線のハイフォン線で100キロを2時間半かけて首都ハノイへ。さらに、中国との国境の街・ラオカイまで続くラオカイ線に乗って世界で最も美しいといわれる絶景の巨大棚田を目指す。

 神木さんは、ハロン湾では水上生活者たちの集落を訪れ、生活の糧となっているイカ漁に同行し、巨大シャコやカブトガニを使った地元料理にも果敢に挑戦。ハイフォン線では初めて見るベトナムの鉄道に大興奮し、車内販売の郷土料理に舌鼓を打ちつつ、初めて見る車窓風景をのんびりと堪能する。

 ハノイでは人力車「シクロ」に乗って、大量のオートバイとすれ違うスリルも体感。線路ぎりぎりに建つ地元食堂で夕食中に大音量の汽笛とともに迫る列車に大騒ぎになるなどのアクシデントも。約300キロを10 時間かけてゆっくりと走るラオカイ線では、車中から巨大な川を発見し、ぶらり途中下車。中国に流れを発し、ハロン湾へと注ぐ紅河を目にした神木さんは旅のスケールを実感し、絶景の棚田を目指す。

 番組の田淵俊彦プロデューサーは「とにかく驚きの連続でした。神木さんは早朝から深夜までの撮影にも音を上げることなく頑張ってくれました。現地の人にも積極的に話しかけるなど、初めてのベトナムとは思えない神木さんのモチベーションには脱帽でした」と振り返り、「何を食べ、どこに泊まって、何を感じたのか……20歳の感性豊かな神木さんの等身大の旅をなるべくリアルな臨場感で見せるように心がけました」とアピールしている。番組は、7月12日午後9時~同10時55分にBSジャパンで放送。

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