サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の1次リーグC組で、日本代表とコートジボワール代表が15日、いよいよ激突する。日本がFIFA世界ランキング46位に対し、コートジボワールは23位と格上の相手で、世界的なストライカー・ドログバを擁するアフリカの雄だ。公式ゲーム「2014 FIFAワールドカップ ブラジル」(PS3)の最新データでシミュレートした。(選手名の敬称略)
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日本のスターティングメンバーはGKが川島永嗣。DFは右サイドから内田篤人、吉田麻也、今野泰幸、長友佑都。MFは遠藤保仁と長谷部誠のダブルボランチで、岡崎慎司が右サイド、香川真司が左サイド、トップ下に本田圭佑。FWは柿谷曜一朗の1トップにした。実績や直近の親善試合などを参考に、まんたんウェブ編集部が考えたベストの布陣で挑む。試合の操作はコンピューター任せにした。
コートジボワールは、欧州の有力クラブでプレーする選手が多い。FWのドログバとジェルビーニョ、MFのY・トゥーレの攻撃力は要注意。守備は比較的弱いとされるが、攻撃力は脅威だ。
試合は、開始直後から中盤を奪い合う互角の展開になった。日本は左サイドから、コートジボワールはドログバにボールを集める。すると、こぼれ球を拾う日本のペースになる。前半18分、右サイドの岡崎からボールを受けた本田が左足を振りぬいて先制ゴールを奪い、試合は動き出す。コートジボワールもすぐ反撃し、ロングパスを受けたジェルビーニョがゴール前に迫る決定機を演出するが、日本も体を張って懸命に守るなどして、1対0のままハーフタイムを迎えた。
後半に入ると、日本は素早いパス回しで攻撃し、コートジボワールはロングボールで応戦すると、試合はコートジボワール優勢へと傾く。後半13分にロングパスを受けたジェルビーニョが抜け出してシュート。後半25分には、カルーがゴール前でGKと1対1に。34分にもティオテがフリーでシュートを打つがポストにはばまれるなど、いずれも好機を逃した。
あせるコートジボワールに対して、日本はカウンターで対抗。アディショナルタイム直前の90分にゴール前のこぼれ球を途中交代の山口蛍が押し込んで試合を決定付けた。日本代表は2対0で勝利した。
結果だけを見れば快勝だが、シュートの数、支配率とも互角。特にコートジボワールの後半の攻撃は圧倒的で、詰めの甘さに助けられたというのが正直な感想。ひっくり返されても不思議ではなかった。ゲームのように、現実もしたたかに戦い、勝利を目指してがんばれ日本代表!
ゲーム「2014 FIFAワールドカップ ブラジル」は、米の大手ゲームメーカー「エレクトロニック・アーツ(EA)」が制作した作品で、チームや選手はもちろん、スタジアムまでも再現するなど、本物そっくりの演出でW杯が楽しめる。同社のサッカーゲームは、データの豊富さと精度が特徴で、プレミアリーグの公式選手データは同社から提供されているほどだ。インターネットを活用して、最新の情報を随時アップデートしている。
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