TEAM NACS:北海道つながりでジブリ最新作「思い出のマーニー」に5人勢ぞろい

「思い出のマーニー」に出演する「TEAM NACS」
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「思い出のマーニー」に出演する「TEAM NACS」

  俳優の大泉洋さんらが所属する演劇ユニット「TEAM NACS(チーム・ナックス)」のメンバー5人が、7月に公開予定のスタジオジブリの劇場版アニメ最新作「思い出のマーニー」(米林宏昌監督)に声優としてゲスト出演することが18日、分かった。アニメの舞台である北海道にゆかりのある俳優ということで、そろって声優に起用されたといい、大泉さんは「今回は僕らが生まれ育ち、現在も活動している“北海道”を舞台にしてくれているのがとてもうれしかったです。あとNACSが勢ぞろいしている夏祭りとパーティーのシーンはお見逃しなく!」と喜びのコメントを寄せている。

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 TEAM NACSのメンバーは「千と千尋の神隠し」(2001年)に大泉さん、安田顕さん、戸次重幸さんが出演したほか、「猫の恩返し」(02年)に大泉さんと安田さん、「ハウルの動く城」(04年)には5人全員が出演するなど、ジブリ作品との関係は深いが、今回は大泉さんは山下医師というように初めて、全員がキャラクター名のある役どころで登場する。

 米林監督は起用理由を「みなさんはこれまでにも何度かジブリ作品の声を演じてくださっていますし、何より今作の舞台が、みなさんの出身地である北海道ということもあり、無理を承知で出演をお願いしてみました」と説明し、収録の様子を「冗談まじりのアフレコ収録に、スタッフは爆笑の連続。とはいえ、そのまま使うわけにもいかず『次は使えるバージョンでお願いします(笑い)』と。その後は、みなさん完ぺきに演じてくださって、『さすが!』と思いました。お願いしてよかったと思っています」と話している。

 「思い出のマーニー」はジョーン・G・ロビンソンさんが1960年代に発表した英国児童文学が原作。北海道の湿地帯を舞台に、心を閉ざした少女・杏奈と、誰も住んでいないといわれている“湿っ地屋敷”に住む金髪の少女・マーニーが過ごしたひと夏が描かれる。杏奈の声を高月彩良さん、マーニーの声を有村架純さんが担当する。7月19日に公開。

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