サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会とともに大空翼の五輪での挑戦が始まった人気マンガ「キャプテン翼 ライジングサン」(「グランドジャンプ」で連載中)で、奇想天外な必殺技が飛び出し、ネットで話題になっている。電動の立ち乗り二輪車「セグウェイ」に乗ったかのようにボールの上に乗りドリブルをすることからファンの間では“セグウェイドリブル”と呼ばれ、「もはや再現不能」と衝撃をもって迎えられているが、作者の高橋陽一さんは「もしかして……」と再現を期待している。
セグウェイドリブルは、五輪のオープニングゲームで翼のライバルとなるスペインU23代表のミカエルが披露した。実はこの技、2010年2月に「ヤングジャンプ」で掲載された「キャプテン翼 EN LA LIGA」で既に登場している。空港内で謎の人物が不思議なドリブルを披露するシーンが描かれており、その謎の人物こそミカエルで、今回は4年越しの“伏線回収”となったわけだ。
「キャプテン翼」は、オーバーヘッドキックやドライブシュートをはじめ、ゴールキーパーがポストを蹴って跳びセーブする「三角跳び」や、コンクリートにボールがめり込むほどの強烈なシュート「タイガーショット」など必殺技が飛び出すことでも有名。作者の高橋さんは必殺技について他のスポーツから着想を得ることもあるといい「こんなことができたら……と思って描くんです」と明かしているが、今回のセグウェイドリブルについては「雨などが降ったりしたらもしかして……」と笑いながら話している。
高橋さんが「もしかして……」と期待するのは、かつて再現不能といわれた必殺技がJリーガーによって成し遂げられているからだ。例えば、相手のキックをそのまま打ち返す必殺シュート「反動蹴速迅砲」。技の登場時にファンは「再現不可能」と信じられていたが、昨年のJリーグの試合で再現された。そしてこの必殺技をJリーガーが再現した動画が5月にネットで公開されて人気を博している。セグウェイドリブルも再現される日が来るかも?
セグウェイドリブルは18日発売の「グランドジャンプ」14号で披露され、ミカエルのスーパープレーが飛び出すほか、巻頭ではスペイン代表のシャビ・エルナンデス選手が子供時代に親しんだ「キャプテン翼」について語るインタビューも掲載されている。またワールドカップ期間に合わせ、東京・上野で「キャプテン翼展」も開催されている。
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