元AKB48のメンバーでタレントの篠田麻里子さんがこのほど、東京都内で行われた映画「her/世界でひとつの彼女」(スパイク・ジョーンズ監督、28日公開)のトークイベントに、同作のヒロイン「サマンサ」をイメージしたという、シックなワンピース姿で登場。同作で描かれた人間と人工知能(OS)との恋を「遠距離恋愛みたい。声でつながっているけどちょっとさみしい感じ」と表現した。
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篠田さんは「(恋愛には)そばにいてくれるぬくもりも大切だと思う」といい、劇中で主人公がOSに言う「君がそばにいてくれたらいいのに」という言葉を挙げ、「近いようで遠い存在だから切なく感じました」と話した。また「恋に落ちてしまうかもという理想の人工知能像」を聞かれると、「いつも一緒にいて、一番の味方になってくれる、ほっとするようなOSがいい」といい、「自分も普段言えない悩みを相談できたら。ずっとしゃべり続ける事は人間にはできないので、眠るぎりぎりまでおしゃべりしてくれるOSがいたらすてきですね」と理想を語った。
映画は、人工知能型OSのサマンサに恋をしてしまった男・セオドア(ホアキン・フェニックスさん)のラブストーリー。サマンサの声を米女優のスカーレット・ヨハンソンさんが担当している。ジョーンズ監督が脚本も担当し、第86回アカデミー賞で脚本賞を受賞するなど数々の映画賞を受賞している。
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