井上真央:“雨女”だと気付く 七夕の願いは「晴女になれますように」

劇場版アニメ「それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い」の初日舞台あいさつに登場した井上真央さん
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劇場版アニメ「それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い」の初日舞台あいさつに登場した井上真央さん

 女優の井上真央さんが5日、東京都内で行われた劇場版アニメ「それいけ!アンパンマン りんごぼうやとみんなの願い」の初日舞台あいさつに出席した。七夕の願いについて「晴女になれますように」としたためた短冊を掲げた井上さんは、「(同映画の)完成披露のときも雨。きょうも(雨で)申し訳ないぐらい……。私、ここぞというときいつも雨なんです」と明かし、「(これまで)人のせいにしてきたんですけど、意外と自分かなと最近気付いてきて。きょう朝起きて、やっぱ自分だと……」と苦笑いを浮かべていた。

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 「りんごぼうやとみんなの願い」は、2013年に亡くなった原作者のやなせたかしさんが最後に手掛けた絵本「アンパンマンとりんごぼうや」が原案で、やなせさんが12年から取り組んできた東日本大震災の復興3部作のラストを飾る作品。「ふるさと」をテーマに、毒りんごにおかされた「アップルランド」を元の姿に戻すため、「りんごぼうや」がアンパンマンたちの助けを借りて立ち向かう姿を描いている。

 舞台あいさつには、りんごぼうや役の井上さんのほか、アンパンマン役を務める戸田恵子さん、悪役・黒マジョのマジョーラ役のお笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右さんらも出席。戸田さんは今作が初日を迎えたことに「昨年(やなせ)先生が天国にパトロールに行かれてから、初めての作品。その間いろいろな思いがあったけど、きょうほど先生を近くに感じた日はない。誰よりも見守って喜んでいると思う」と思いを語り、「いっぱいの優しさが描かれ、先生の思いが詰まった作品になっている」とアピールしていた。

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