家族狩り:初回視聴率10.5% 天童荒太原作、松雪泰子主演のサスペンス

ドラマ「家族狩り」で主演を務める松雪泰子さん
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ドラマ「家族狩り」で主演を務める松雪泰子さん

 女優の松雪泰子さん主演、直木賞作家・天童荒太さんのベストセラー小説が原作の連続ドラマ「家族狩り」(TBS系)の初回が4日、20分拡大版で放送され、平均視聴率は10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 ドラマは、1995年に発表され、翌年に山本周五郎賞を受賞し、文庫本が120万部のベストセラーとなった小説が原作で、松雪さん演じる児童心理司・氷崎游子の周囲で起きる一家心中事件を発端に、三つの家族を通じて「家族とは何か」を問いかけるヒューマンサスペンス。「安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~」(TBS系)などを手掛けた坪井敏雄さんと「クロコーチ」(同)などの山本剛義さんが演出を手がけ、脚本はNHK連続テレビ小説「ふたりっ子」やNHK大河ドラマ「功名が辻」などの大石静さんが担当した。

 第1話は、酒乱の父親から虐待される女児の対応に胸を痛めて悲痛な思いで仕事に向かう児童ケアセンターの児童心理司・游子(松雪さん)、日々の目的もなく美術を教えている高校教師・巣藤浚介(伊藤淳史さん)、警視庁捜査1課の刑事・馬見原(遠藤憲一さん)が、浚介の住むアパートの隣で起きた心中事件の謎に巻き込まれていく……という展開だった。毎週金曜午後10時に放送。

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