内田恭子:大河女優に抜てき 「軍師官兵衛」で絶世の美女・お市に

=NHK提供
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 フリーアナウンサーの内田恭子さんが、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で織田信長の妹・お市を演じることが15日明らかになった。内田さんが女優に挑戦するのは2007年に放送された「グータンヌーボ」(フジテレビ系)のドラマ版以来、2度目。内田さんは「なんでだろう。いいのかな、私で……というのが率直な気持ちです。お話をいただいてから打ち合わせなどもさせていただきましたが、そのたびに『えらいところにきてしまった』という思いを抱えながら今日の撮影を迎えました」と話している。

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 内田さんが演じるお市は、“戦国一の美貌”と呼ばれた織田信長(江口洋介さん)の妹で、豊臣秀吉(竹中直人さん)の側室となる茶々(二階堂ふみさん)の母。信長の死後、柴田勝家(近藤芳正さん)と結婚し、秀吉に討たれる夫と運命を共にする。

 同局は内田さんの起用理由について「お市は、気高さと知性を兼ね備え、類いまれな美貌を誇る女性です。内田恭子さんは、にじみ出る知性はもちろんのこと、アナウンサーとしての凛としたたたずまいが印象的で、お市と通じる雰囲気をお持ちの方だと思ってお願いしました」と話している。

 2児の母である内田さんは、子どもを残して自ら死を選ぶ役どころについて「愛する子どもたちを残して最期を迎える心情はどのようなものだったのか、同じ母として気持ちを重ねながら演じました」とコメント。また、自身の着物姿について「自分を見ているような気がしなくて不思議」としながら「日本の最高峰のドラマ現場に身を置き、プロフェッショナルなスタッフとご一緒した経験は、演技の枠を超えて大きな刺激となりました」と撮影を振り返っている。

 「軍師官兵衛」は、人気グループ「V6」の岡田准一さんが主演を務め、戦国時代末期に“天才軍師”と称され、信長、秀吉、徳川家康の三英傑に重用され、九州・福岡藩52万石の礎を築いた黒田官兵衛の生涯を描いている。NHK総合で毎週日曜午後8時に放送。内田さんは8月3日放送の第31回「天下人への道」に出演する。

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