人気アイドルグループ「AKB48」に期間限定で加入した「大人AKB48」の“まりり”こと塚本まり子さんが16日、東京・秋葉原のAKB48劇場で開催されたチーム4の「アイドルの夜明け」公演で“劇場デビュー”を果たした。この日誕生日を迎えた塚本さんは「一生忘れられない38歳だと思います」とコメント。活動期間は8月31日までだが「後悔のないようやりたい」といい、劇場公演についても「これからもっと練習して、また出たい」と意欲をみせた。
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公演の最後に、塚本さんの誕生日を祝って“生誕祭”を開催。塚本さんが「推しメン」と公言するチームBの“まゆゆ”こと渡辺麻友さんからの手紙が読み上げられる場面もあり、「家事、育児との両立で忙しい日々の中、AKBのお仕事も誰よりも一生懸命こなすまりりを見て、私も頑張らなくちゃ!といつも奮起させられます。そんなまりりが本当に大好きです!」などとメッセージを送られると、塚本さんは顔をくしゃくしゃにして「まゆゆー!」と叫んで喜んだ。
この日の公演で、塚本さんは、1曲目の「アイドルの夜明け」で鼓笛隊にふんしたメンバーを統率するバトン役で登場。「まりりりり、まりりりり! 恋のポケベル鳴らしちゃうぞ!」と自己紹介をし、ユニット曲のパートでは「片想いの対角線」でセンターを務めた。臆せず笑顔でパフォーマンスし、ダンスも早着替えもそつなくこなした塚本さんだが、MCコーナーでは自身のパートを忘れて舞台袖にはけてしまうハプニングも。アンコールでは「まりり」コールが起き、最後の曲を歌いながら感極まって目を潤ませた。