辻仁成：離婚後初のテレビ出演で私生活公開　“中性”発言の真相も

　女優の中山美穂さんと離婚した作家の辻仁成さんが、17日放送のバラエティー番組「櫻井有吉アブナイ夜会」（TBS系）に出演する。自身のブログで離婚を発表してから初めてのテレビ出演で、収録はブログ掲載の翌日で、各メディアで報道された当日だったことから、番組の冒頭から、司会を務める人気グループ「嵐」の櫻井翔さんは「旬の旬！」と興奮し、お笑いタレントの有吉弘行さんは「離婚ホヤホヤですよね」と本人に突っ込み、辻さんを苦笑させている。

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　番組は、「全て実名！全て実話！」にこだわり、芸能界からスポーツ界、一般社会まで、知られざるエピソードをVTRで公開し、その内容について櫻井さんらが「夜会」を開催するというトークバラエティー。辻さんは、テレビのトーク番組出演は「（2010年5月の）『徹子の部屋』以来じゃないですか」といい、この日の放送では、辻さんの住むフランス・パリでの飲み会や、夕食の買い物風景など、10歳の息子と2人暮らしをする辻さんの私生活に密着した様子を公開するほか、父一人での子育てについてなどを語る。

　辻さんは、毎日子供のために3食作るといい、パリの八百屋では、買い物かごを片手に「食ってくれっていってるジャガイモもあるし、食うなっていうのもある」と、独特な野菜の選び方を紹介。「食べ物を作るって愛情表現の一番大事なとこ。『さあ食え、大きくなれ！』（と息子にいう）」と、子育ての様子も語る。普段の生活についても「（運動は）ツアー回るから、ちゃんと何キロも走ってますよ。セーヌ川河畔をね」、日本での行きつけの店は「『餃子の王将』派です」と、意外な私生活についても語っている。

　話題となった自身の「中性のおじいさんを目指す」という宣言の真相について、辻さんは「父親は年を取ってこう、女は子育てしてこうって決められていることがおかしいよね。もっとロックでいいじゃない？」と持論を展開。「父親がご飯作ったっていいじゃない。子供を育てたっていいじゃない（という意味もある）。変わったおじいさんを目指す」と語り、櫻井さんと有吉さんを感心させている。番組は毎週木曜夜10時。