唐沢寿明:「初老ですから……」 アクション絶賛されるも自虐

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 俳優の唐沢寿明さん(51)が11日、東京都内で開かれた主演映画「イン・ザ・ヒーロー」(武正晴監督、9月6日公開)の完成披露プレミア試写会に主要キャストとともに登場し、舞台あいさつを行った。ブルース・リーを崇拝するスーツアクター役でアクションも披露している唐沢さんは、共演の寺島進さん(50)と加藤雅也さん(51)から「本当に頑張っていたし、素晴らしかった。50代のヒーローです」と絶賛されたが、「頑張っても初老ですから……」と自虐して笑わせた。

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 映画は、アクション映画やヒーロードラマを支える裏方や俳優へのオマージュを込めたエンターテインメント作品。満身創痍(そうい)で日々、仕事に取り組む大ベテランのスーツアクター本城渉(唐沢さん)が、アイドル俳優・一之瀬リョウ(福士蒼汰さん)との対立と和解をへて、ある日、日本で撮影中のハリウッド大作アクション映画の危険な殺陣を演じるよう指名される……というストーリーだ。

 実際に16歳から4~5年間にわたって、スーツアクターの仕事をしていたという唐沢さんは、今回の撮影について「いまやCGとかある中で、ワイヤーも使わずに自分で飛び降りたり、アナログというか原始的な撮影方法で懐かしくもあり、『また、やるのか』とも思った」と苦笑い。それでも「これが一つのテーマ。やり続けることで夢はかなう。“人生は逆転です”」と力を込めていた。舞台あいさつには、福士さん、黒谷友香さん、日向丈さん、和久井映見さん、杉咲花さんも登場した。

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