マルチクリエーターのじんさんの楽曲から始まったメディアミックスプロジェクト「カゲロウプロジェクト(カゲプロ)」の登場キャラクター、如月モモがニキビケア用品「クレアラシル」のイメージキャラクターに就任した。15日に東京都内で行われた新イメージキャラクター就任イベントに映像で登場したモモは起用について「とってもびっくりしました。歴代のイメージキャラクターの方々についても聞いたのですが、本当にすごい先輩方ばかりで、そんな大役に任命されたことが夢のようです」と語った。
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「クレアラシル」は若者をターゲットにしたニキビケア用品。CMはこれまで女優の松嶋菜々子さんや広末涼子さん、上野樹里さんなど人気タレントを起用することで知られ、二次元キャラクターを起用するのは今回が初めて。若者に人気の「カゲプロ」の登場人物を起用することでブランドをより浸透させる狙い。
如月モモは「カゲプロ」の人気キャラクターで、新人アイドルの顔をもつ16歳の高校生。この日のイベントでは、スクリーンに投影されたモモとRBジャパン(東京都品川区)のマーケティングディレクターとの対談や、じんさんのファンクラブから招待されたファン約30人からの質問コーナーなども設けられた。撮影のエピソードを聞かれたモモは「オッチョコチョイなところがあって、マネージャーに注意されることが多いので、いつものマネージャーさんとの会話と変わらず自然体な感じでできました」と回答した。イベントではウェブ限定で18日から配信されるオリジナルムービーも公開された。
「カゲプロ」は、じんさんが音声合成ソフト「ボーカロイド」で制作し動画サイトで公開した楽曲「人造エネミー」からスタートしたメディアミックスプロジェクト。小説やマンガ、アニメなどで展開されており、若者を中心に絶大な支持を得ている。4月にはじんさんが脚本やオープニング、エンディングテーマを書き下ろしたアニメ版の「メカクシティアクターズ」が放送された。