「ヒット解析」でおなじみ、TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さんが、その経験と綿密な調査で、月間ランキングを大胆に予測する月1回の企画「MD松尾の月間ヒット予測」です。
ウナギノボリ
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2013年の9月は「モンスターハンター4」(3DS、カプコン)が圧倒的な売れ行きを記録しました。ハードも3DS LLを中心にかなり売った印象で、非常に盛り上がりました。このタイミングで3DSにエントリーしたユーザーも多く、どちらかといえばコアゲーマー層が多かったこともあり、3DSの売れ筋の幅が広がるきっかけになったタイトルだったともいえるでしょう。
さて今年の9月は、すさまじい売り上げだった「モンスターハンター4」がない分、例年並みといったところ。前年比でいえば7割ぐらいとみています。
ソフト部門は、「大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー3DS」(3DS、任天堂)がダントツでしょう。据え置き機で大ヒットしたシリーズですが、携帯機の3DSでもまったく違和感なく楽しめます。もちろん大きい画面の方が楽しいので3DS LLへの買い替え需要も見込めるのでは。子供からコアゲーマーまで、まさに“全年齢対象”のタイトルで予約のデータからもそれが見てとれます。かなりの爆発が期待でき、シリーズの売り上げ記録を塗り替えるかもしれませんね。
続くのは「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストームレボリューション」(PS3、バンダイナムコゲームス)と予想。ファンの根強い支持に支えられた人気シリーズで、原作マンガが佳境を迎えていることもあり、オールキャストで楽しめるタイトルに仕上がっています。「Destiny」(PS4、SCE)も期待のタイトル。世界的なヒットシリーズ「HALO」の開発陣が手がけている話題作で、新色「グレイシャー・ホワイト」のPS4本体の同こん版も同時発売。この機会にPS4にエントリーするユーザーも増えるのでは。
1位 大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー3DS(3DS)
2位 NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストームレボリューション(PS3)
3位 Destiny(PS4)
4位 討鬼伝 極(Vita)
5位 妖怪ウォッチ2 本家(3DS)
6位 Destiny(PS3)
7位 英雄伝説 閃の軌跡2(Vita)
8位 妖怪ウォッチ2 元祖(3DS)
9位 絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode(Vita)
10位 ドラゴンクエスト10 オンライン(3DS)
1位 モンスターハンター4(3DS)
2位 無双OROCHI2 Ultimate(PS3)
3位 ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル(PS3)
4位 ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア(PS3)
5位 アーマード・コア ヴァーディクト デイ(PS3)
6位 英雄伝説 閃の軌跡(Vita)
7位 英雄伝説 閃の軌跡(PS3)
8位 スプリンターセル ブラックリスト(PS3)
9位 無双OROCHI2 Ultimate(Vita)
10位 ディズニー マジックキャッスル マイ・ハッピー・ライフ(3DS)
松尾武人(まつお・たけと) TSUTAYAゲームリサイクル企画グループ リーダー
「GAME TSUTAYA」加盟約550店に新作ゲームの商品提案をするマーチャンダイザー。1996年から家電量販店でゲームのバイヤーを担当。2002年にTSUTAYA入社後も一貫してバイヤーの道を歩んできた。ネオジオCDを2台購入したほどの格闘ゲーム好きだったが、現在は携帯版ドラクエなどで遊ぶ日々が続いている。
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