仲里依紗:出産後初主演ドラマに「プレッシャーあった」

出産後初主演となる連続ドラマ「昨夜のカレー 明日のパン」の会見に登場した仲里依紗さん
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出産後初主演となる連続ドラマ「昨夜のカレー 明日のパン」の会見に登場した仲里依紗さん

 女優の仲里依紗さんが19日、東京都内で行われたドラマ「昨夜のカレー 明日のパン」(NHK・BSプレミアム)の会見に登場した。出産後ドラマ初主演で、夫を亡くした主人公・テツコを演じる仲さんは「プレッシャーもあったんですが、一回り人生を経験して、(台本を)前に読むのと今読むのでは考え方が違うと思う。今、この作品に出合えてよかったです」と話した。

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 ドラマは脚本家ユニット「木皿泉」が約10年にわたって構想を練った長編小説が原作。同ユニットが脚本を手がけており、仲さん演じるテツコが、夫・一樹(星野源さん)に先立たれ、悲しみを胸に秘めたまま義父・連太郎(鹿賀丈史さん)と同居生活を続けるなかで個性豊かな人々と触れ合い、しだいに悲しみから解放されていく姿を描いていく。

 仲さんは2013年3月に俳優の中尾明慶さんと結婚し、同年10月に男児を出産。今作の役どころについては「自分のようで自分じゃないような不思議な感覚。現場にいると自然にテツコになるというか、台本を覚えなくてもセリフが出てくるよう」と語り、「このドラマをやるまで食に興味がなかったけど、食に興味がわいた。自分も変わったなあ」としみじみ。鹿賀さんは「心豊かになる映像で、1話を見てテツコや私など家族を亡くした人間の力強さに涙がこぼれました」と語っていた。

 ドラマには、溝端淳平さん、ミムラさん、片桐はいりさん、賀来賢人さん、吉田羊さん、福士誠治さん、小野ゆり子さんも出演する。NHK・BSプレミアムで10月5日から毎週日曜午後10時に放送。全7回。

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