4人組バンド「SEKAI NO OWARI」が、能年玲奈さん主演で人気マンガを実写映画化する「海月姫」(川村泰祐監督、12月27日公開)の主題歌を担当することが24日、明らかになった。主題歌は、メンバーが実際に撮影現場を見学し、イメージをふくらませ書き下ろした新曲「マーメイドラプソディー」。作詞を担当したSaoriさんは「映画のヒロインたちの、閉じこもっているけど、一歩外に出てみようとしている感じを私も知っているぞと思って、自分とリンクする部分を人魚の話で書いてみようと思い、すぐにピンときて詞を書けました」とコメント。能年さんも「可愛らしい曲。あえて人魚の曲になっていて、『海月姫』からアナザーストーリーが生まれそうですね」と期待を寄せている。
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「海月姫」は、マンガ誌「Kiss」(講談社)で2008年から連載されている東村アキコさんの人気マンガが原作。「男を必要としない人生」を掲げるオタク女子たちが集う共同アパート「天水館」を舞台に、主人公の月海や女装した男子・蔵之介、自らを「尼~ず」と称するオタク女子たちを描いている。能年さんの他、菅田将暉さん、長谷川博己さん、池脇千鶴さん、太田莉菜さん、お笑いコンビ「アジアン」の馬場園梓さん、篠原ともえさんらも出演する。
今回の主題歌は、メンバーやスタッフと共同生活を送りながら音楽活動を続ける同バンドと、映画に登場する「尼~ず」たちの姿が重なったことから実現した。同映画のプロデューサーは「ポップなメロディーに強いメッセージを秘めた彼らの音楽が『海月姫』にさらなるパワーを与えてくれると思った。他のアーティストは考えられなかった」と明かし、「あがってきた主題歌は映画の世界観そのもの。この主題歌で初めて映画が完成しました」と自信を見せている。
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