HERO:最終回22.9%で初回超えられず 瞬間最高は25.3%

月9ドラマ「HERO」で事務官・麻木千佳を演じた北川景子さん
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月9ドラマ「HERO」で事務官・麻木千佳を演じた北川景子さん

 人気グループ「SMAP」の木村拓哉さん主演で連続ドラマとして13年ぶりに復活した“月9”ドラマ「HERO」(フジテレビ系)の最終回が22日に30分拡大版で放送され、平均視聴率は22.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)。瞬間最高視聴率は、午後10時7分の25.3%だった。

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 同ドラマの視聴率は、7月14日に放送された初回が26.5%で、第2話が19.0%、第3話が20.5%、第4話が18.7%、第5話が21.0%、第6話が20.1%、第7話が19.0%、第8話が20.5%、第9話が20.2%、第10話が22.3%と推移した。

 なお、放送全11回の平均視聴率は、21.3%で、今年のゴールデン、プライム帯の連続ドラマではトップとなった。

 「HERO」は、城西支部を舞台に木村さんが演じた主人公の型破りな検事・久利生公平を中心とした個性的なメンバーが事件の真相に迫っていく物語。2001年に放送され、久利生と松たか子さんが演じた事務官・雨宮舞子のコンビやメンバーのやりとりが人気となり、06年にはスペシャルドラマ化、07年には映画化もされた。今作では、小日向文世さん、八嶋智人さん、角野卓造さんといった前作のキャストのほか、新たに北川景子さん、杉本哲太さん、濱田岳さん、松重豊さん、吉田羊さんらが出演した。

 最終回は、殺人容疑で送致された南雲(加藤虎ノ介さん)が過去にも同じような傷害事件を起こしていた可能性が浮上。そのうちの1件では、別の被疑者が逮捕・起訴され、刑罰が確定した直後、病気で死亡していた。もし南雲の犯罪であれば、検察は冤罪(えんざい)を自ら認めることになってしまうと揺れる城西支部だったが、真実を明らかにするため動き出す。そんな中、南雲の第1回公判が開かれ、久利生(木村さん)が過去の事件を追及し始める……という展開だった。

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