「神木隆之介」:今度はリアルな俳優がテーマ 大森時生のフェイクドキュメンタリー「TXQ FICTION」の最新作 3月2日から放送

「神木隆之介」のキービジュアル (C)テレビ東京
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「神木隆之介」のキービジュアル (C)テレビ東京

 フェイクドキュメンタリーの人気シリーズ「TXQ FICTION」の第5弾「神木隆之介」が3月2日深夜からテレビ東京で、4週連続で放送される。

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 「TXQ FICTION」は、テレ東の大森時生プロデューサーが手掛ける人気シリーズで、「イシナガキクエを探しています」「飯沼一家に謝罪します」「魔法少女山田」「UFO山」の過去4作はXでトレンド入りするなど、ネット上で考察が盛り上がった。大森プロデューサーは、自身が企画し2025年夏に東京・渋谷で開催した「恐怖心展」で13万人を動員するなど、今注目の制作者の1人だ。

 ◇ドキュメンタリーの体裁を取ったフィクション

 フェイクドキュメンタリーは虚構(フィクション)をドキュメンタリー的演出で事実のように見せる作品のこと。大森は2021年に初めて企画した番組「Aマッソのがんばれ奥様ッソ!」(BSテレ東)でその手法を取り入れた。ある家庭に、芸能人の「おせっかい奥様」を派遣して暮らしの悩みを解決するという一見普通のバラエティーなのだが、登場する家族の会話や態度は少しおかしい。最後に「不自然だと思ったあなたは自然です」というテロップが突然流れ、その家庭で、殺人事件が起きたことが種明かしされる。ドキュメントバラエティーの体裁を取ったフィクションだったというわけだ。

 いつものテレビの中に突然紛れ込んだ“奇妙な番組”は話題に。「テレビはたまたまつけていれば、興味がない人も目にする可能性がある。そんな偶然性があるテレビというメディアはフェイクドキュメンタリーに一番向いている」と大森プロデューサーは話す。2024年からは、「TXQ FICTION」として「フィクション」と明示しながら、「フェイクドキュメンタリーQ」の寺内康太郎さんや、「ミッシング・チャイルド・ビデオテープ」の近藤亮太さん、「ゾゾゾ」「フェイクドキュメンタリーQ」の皆口大地さんらと新作を発表し続けている。フェイクドキュメンタリーと親和性が高いホラー的要素を組み合わせた作品は、映像に隠された“謎”を解き明かそうとする視聴者の考察で毎回、盛り上がっている。

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 ◇最新作のテーマは「神木隆之介」 

 今回も事前の番組情報はほとんどなし。タイトルやキービジュアルなどから、俳優の神木隆之介さんが登場するドキュメンタリーっぽい展開だということをうかがわせるだけだ。今回は、監督を寺内さんが務め、大森さんのほか、近藤さん、皆口さんがプロデューサーを務める。

 オープニングテーマは、アニメ「呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変」オープニングテーマ「青のすみか」などのヒット曲で知られるキタニタツヤさんが今回も手掛ける。

 放送はいずれも30分間で、3月2日は深夜0時半から、3月9日は深夜0時36分から、3月16日は深夜0時半から、3月23日は深夜0時45分から、テレビ東京で放送される。また、TXQ FICTION公式YouTubeチャンネルで、「イシナガキクエを探しています」「飯沼一家に謝罪します」「魔法少女山田」「UFO山」を配信している。

 ◇ホントウのようなウソだけど、ホントはちょっとだけホントウ

 最新作についての制作陣のコメントは以下の通り。

 大森プロデューサー「虚実の境目について改めて考えました」。

 寺内監督「まるでホントウのようなウソだけど、ホントはちょっとだけホントウの話です」。

 皆口プロデューサー「神木隆之介さんを題材にした新しいフェイクドキュメンタリーが完成しました。思い切った発想の作品です。ぜひ見て下さい」。

 近藤プロデューサー「こちらにはそんなつもりがなかったとしても、100%フィクションのフェイクドキュメンタリーでさえ、どこかに『本当』が宿ってしまうことがあります」。

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