女優の吉高由里子さんが29日、期間平均視聴率が22.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と、朝ドラでは過去10年でトップの記録を樹立して27日に終了したNHK連続テレビ小説「花子とアン」について「花子として過ごしてきた時間は心から愛おしい日々でした」と振り返り「応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。また、お会いできる時まで、心を込めて『ごきげんよう、さようなら』」と感謝した。
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また、番組の加賀田透チーフプロデューサーも「『花子とアン』を大勢の皆様にご覧いただき、心より感謝申し上げます。翻訳者として、児童文学者として、日本中の読者に夢と勇気を送り届けたヒロイン・村岡花子のように『花子とアン』という物語が皆様に夢と勇気を送り届けることができたなら、この上ない喜びです。本当にありがとうございました」とコメントを発表した。
ドラマは、「赤毛のアン」などを翻訳した主人公・花子(はな)の明治・大正・昭和にわたる波瀾(はらん)万丈の半生を、「Doctor−X」(テレビ朝日系)などの中園ミホさんの脚本で描いた。原案は、花子の孫・村岡恵理さんの著書「アンのゆりかご」。はなは山梨の貧しい家に生まれ、東京の女学校で英語を学び、故郷での教師生活をへて東京の出版社に勤め、翻訳家の道へと進んだ人物で、吉高さんが10~50代を演じた。
初回(3月31日放送)から最終回までの期間平均視聴率は22.6%を記録し、大ヒットした「あまちゃん」(20.6%)や「梅ちゃん先生」(20.7%)、「ごちそうさん」(22.4%)を超え、朝ドラでは過去10年で最高の記録となった。
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