仲間由紀恵:「相棒」シリーズ初出演 水谷豊と初共演で“謎多き女”に

仲間由紀恵さん(左)が初出演する「相棒シーズン13」の初回スペシャルの1シーン=テレビ朝日提供
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仲間由紀恵さん(左)が初出演する「相棒シーズン13」の初回スペシャルの1シーン=テレビ朝日提供

 女優の仲間由紀恵さんが、10月15日スタートの連続ドラマ「相棒シーズン13」(テレビ朝日系、水曜午後9時)の初回2時間スペシャルに国家機密を握る“謎の女”役でゲスト出演することが30日、明らかになった。NHK連続テレビ小説「花子とアン」でのヒロインの親友・蓮子役から一転、特命係の前に現れる国家機密を握る“謎多き女”役で「相棒」シリーズ初出演を果たす仲間さんは「長い歴史のある人気シリーズ『相棒』にゲスト出演のお話をいただき、大変光栄に思っております」と喜びを語っている。

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 杉下右京役の水谷豊さんとは初共演で、「大変緊張して撮影に臨んだ」という仲間さんだが、「とても穏やかな優しい方で、ずっとレギュラーメンバーだったかのように温かく輪の中に迎え入れてくださいました」と感激。水谷さんも「重要な役柄ですが、仲間さんに演じていただいて本当に良かった。そして、仲間さんの声って心地がいいんです。長セリフを聞いていると気持ち良くて眠ってしまいそうでした(笑い)」とユーモアたっぷりに語っている。

 相棒シリーズは、警視庁の窓際部署「特命係」のキャリア警部・杉下右京(水谷豊さん)がその天才的頭脳で推理し、相棒とともに難事件を解決する人気刑事ドラマ。仲間さんが演じるのは、警察庁から日本政府の情報機関「内閣情報調査室」へ出向中の社美彌子(やしろ・みやこ)で、右京と相棒・甲斐享(成宮寛貴さん)が追う連続殺人に絡む極秘ファイルの持ち主として登場する。

 一方、成宮さんとは2002年のドラマ「ごくせん」(日本テレビ系)で初共演し、その後も共演経験があるという仲間さんは「久しぶりにお会いしたら、とても頼もしく男らしくなられていたので大変驚きました」とコメント。成宮さんは「俳優として歩み始めた時に共演させていただき、影響を受け、自分にとってかけがえの無い先輩です。初めての共演は先生と生徒という立場でしたが、久しぶりにお会いしてもどこかその距離感で接し、お芝居できた時間が幸せでした」と振り返った。

 初回2時間スペシャル「ファントム・アサシン」は、輿水泰弘さんの脚本、和泉聖治さんが監督。物語は大学准教授の殺人事件から幕を開ける。一方で転落死した男性の個人情報が記された紙片を入手した右京(水谷さん)らは調査に乗り出すが、二つの事件の関連が明らかになり、紙片からは美彌子(仲間さん)の指紋が検出され……という展開。15日午後8時から放送予定。

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