渡邉このみ&五十嵐陽向:注目子役が共演 がんに侵される夫婦の子供役に

11月からスタートする連続ドラマ「ママとパパが生きる理由。(仮)」に出演する(左から時計回りに)青木崇高さん、渡邉このみちゃん、吹石一恵さん、五十嵐陽向君=TBS提供
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11月からスタートする連続ドラマ「ママとパパが生きる理由。(仮)」に出演する(左から時計回りに)青木崇高さん、渡邉このみちゃん、吹石一恵さん、五十嵐陽向君=TBS提供

 女優の吹石一恵さん主演で11月からスタートする連続ドラマ「ママとパパが生きる理由。(仮)」(TBS系、木曜午後9時)に子役の渡邉このみちゃん(8)と五十嵐陽向君(5)が出演することが30日、明らかになった。このみちゃんと陽向君は、ともにがんに侵されてしまった夫婦の長女と長男をそれぞれ演じる。吹石さんとの共演は2回目というこのみちゃんは「本当にこんなお母さんがいたらなって思っています」、陽向君は「役になりきって頑張ります!」とそれぞれコメントしている。

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 ドラマは、昨年亡くなった芽生さんが闘病や家族についてつづったブログの内容をまとめたエッセー「私、乳がん。夫、肺がん。39歳、夫婦で余命宣告。」(大和出版)が原案。2人目の子どもを出産した後に、末期の乳がんと診断され余命宣告を受けた吉岡柊子(吹石さん)と、その数日後に末期の肺がんとして余命宣告を受けた賢一(青木崇高さん)の夫婦が、幼い子どもたちのため、病気を前向きに捉え、立ち向かう姿を描く。

 このみちゃんは映画「八日目の蝉」(2011年、成島出監督)に出演し、12年に第35回日本アカデミー賞新人俳優賞を史上最年少で受賞。14年1月期に日本テレビ系で放送された連続ドラマ「明日、ママがいない」にも陽向君とともに出演し、話題を呼んだ。陽向君もTBS系のドラマ枠「日曜劇場」で放送された連続ドラマ「とんび」(13年)に出演し、その演技が注目を浴び、CMなどでも活躍している。

 「ママとパパが生きる理由」の韓哲プロデューサーは「両親のがんに負けない“最高の家族”にするために、この世代で最高の演技力を持つこのみちゃんと陽向君にお願いしました」といい、2人の母親を演じる吹石さんも「子供の役がこのみちゃんと陽向君に決まったと聞き、4人でそろう前からすごい家族になりそうだなという自信がありました。こうやってそろって改めて、この4人ならいろいろなことを乗り越えられる家族になると思いました」とコメント。父親役の青木さんも「4人初めてそろって会ってすごく幸せな気持ち」になったといい、「絶対がんに負けない、この子たちにちゃんと生きている姿を見せるという強いエネルギーが出ると思います」と話している。ドラマは11月20日から毎週木曜午後9時放送。

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