前山田健一:「海月姫」で映画音楽に初挑戦 「“名脇役”になるよう徹底」

映画「海月姫」で映画音楽に初挑戦する前山田健一さん
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映画「海月姫」で映画音楽に初挑戦する前山田健一さん

 音楽プロデューサーのヒャダインこと前山田健一さんが能年玲奈さん主演の映画「海月姫」(川村泰祐監督)で初めて映画音楽を担当することが明らかになった。前山田さんは「実写(映画)に音をつけるということが初めてだったのでとても光栄でした。歌ものとは違い、楽曲が主役ではなく登場人物の心情に寄り添う役割なので“名脇役”になるよう徹底しました」とコメントしている。

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 映画のために36曲を書き下ろした前山田さんは、曲のイメージについて「『海の中』と『ほのかな恋心』が2軸としてありました」と明かし「ストーリーが軽妙なので低音をなるべく控え、海の中の浮遊感を表現しました。さらに、ラブストーリーも本当に可愛らしいものなのでそれにフィットしたキュートな音作りにしています」と話している。また、完成曲を聴いた同映画のプロデューサーも「『海月姫』愛にあふれる劇伴は、本当に面白く、印象的な楽曲ばかり」と太鼓判を押している。

 「海月姫」はマンガ誌「Kiss」(講談社)で2008年から連載されている東村アキコさんの人気マンガが原作。「男を必要としない人生」をモットーに掲げる“オタク女子”が集う共同アパート「天水館」を舞台に、能年さん演じるヒロインの月海(つきみ)や蔵之介、自らを「尼~ず」と称するオタク女子たちの姿を描いている。映画は12月27日公開。

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