16日から京都市内で開かれていた京都国際映画祭が、4万人以上の観客を集め、19日に閉幕した。同映画祭の奥山和由総合プロデューサーは「天気にも恵まれ、京都の映画の神様とアートの神様がバックアップしてくれた」と映画祭の成功を喜んだ。
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同映画祭は1997年から京都市内で開催されてきた「京都映画祭」を継承する形で、改名して初めて開催された。期間中、映画はよしもと祇園花月(京都市東山区)とイオンシネマ京都桂川(京都市南区)で計48作品が上映されたほか、アート作品は計120点が京都市内の複数の会場で展示された。
開幕した16日は、祇園甲部歌舞練場(京都市東山区)に約50メートルのレッドカーペットが敷かれ、俳優の竹野内豊さんや松雪泰子さん、ロック歌手の内田裕也さん、女優の二階堂ふみさんやアイドルグループ「SKE48」の松井珠理奈さんら31組123人の出演者や関係者らが続々と登場した。
また京都映画祭から継承し、日本映画の発展に寄与した映画人を表彰する牧野省三賞をカメラマンで映画「春を背負って」(2014年)などの監督作品もある木村大作さんが受賞。今回、京都国際映画祭で新設された国際的な活躍を期待される俳優を表彰する三船敏郎賞を役所広司さんが受賞した。
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