女優の宮沢りえさんが25日、第27回東京国際映画祭に出品された主演映画「紙の月」(吉田大八監督)の舞台あいさつに登場。ピンクのミニドレス姿の宮沢さんは「主人公の梨花の役を演じると決めてから今日の日までは世界3周くらいしてここにたどり着いた、(公開)初日(11月15日)がゴールとするとやっとゴールが見え始めた、歓声が聞こえ始めた」と話し、「妥協せず一生懸命作った作品」と感極まった様子だった。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
舞台あいさつには吉田監督と俳優の池松壮亮さんも出席した。池松さんは共演した宮沢さんについて「この仕事をやっているとたくさんの女優さんに会いますが、これだけ身も心も……この人、どうなってもいいんだなと思う人を初めて見ました」と語った。吉田監督は「逃げる女性の話。逃げながら大きなものに立ち向かっていく。スケールの大きな表現と繊細な表現が同時に(存在する)という、毎日奇跡が起きているという実感を持ちながらの撮影でした」と振り返った。
「紙の月」は、直木賞作家の角田光代さんのベストセラー小説を「桐島、部活やめるってよ」の吉田監督が映画化。夫と2人暮らしの平凡な主婦・梨花(宮沢さん)が、年下の大学生・光太と不倫関係になり、ふとしたことをきっかけに契約社員として働く銀行の顧客の金に手を出してしまう。梨花の金銭感覚は次第にまひしていき、横領がエスカレートして……というストーリー。
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(12月6日公開、デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)で主人公モアナが楽曲「ビヨンド ~越えてゆこう~」を歌う劇…
人気グループ「なにわ男子」の長尾謙杜さんが、2025年4月4日公開の映画「おいしくて泣くとき」(横尾初喜監督)で劇場映画初主演を務めることが11月22日、分かった。ヒロイン役は俳…
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(12月6日公開、デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)の日本版エンドソング「ビヨンド ~越えてゆこう~」を、ガー…
故・坂本龍一さんが指揮をとった2014年のフルオーケストラ公演「Ryuichi Sakamoto | Playing the Orchestra 2014」の模様が映画化され、2…
俳優の今田美桜さんが11月19日、東京都内で行われた映画「劇場版ドクターX FINAL」(田村直己監督、12月6日公開)の完成披露舞台あいさつに、他のメインキャストと共に出席。美…