櫻井翔:料理人役に初挑戦 「大使閣下の料理人」SPドラマ化

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 人気グループ「嵐」の櫻井翔さんが、2015年1月3日に放送されるスペシャルドラマ「大使閣下の料理人」(フジテレビ系)に主演し、料理人役に初挑戦することが4日、明らかになった。同名人気マンガが原作で、日本大使公邸で働く“料理バカ”な料理人という主人公・大沢公を演じる櫻井さんは「さまざまな思惑の入り乱れる外交の世界を、料理というアプローチでアシストしていくその姿に、原作をひたすらに読み進めてしまいました。人間と人間のぶつかり合い、そして支え合う姿を、たくさんの華やかな料理とともにお届けできたらと思います」と意気込みを語っている。

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 「大使閣下の料理人」は、単行本と文庫版で累計190万部という西村ミツルさん作、かわすみひろしさん画の人気マンガで、2002年に文化庁メディア芸術祭・マンガ部門で優秀賞を受賞した作品。ドラマでは、一流ホテルで副料理長として働いていた大沢公(櫻井さん)が、在ベトナム日本大使館の公邸料理人に転身し、料理でさまざまな思惑が交錯する“外交”に影響を与えていく……というストーリーが展開される。

 原作の連載は2006年に終了しているため、今回のドラマで取り扱うのは、“日本の新幹線輸出”など現在進行形の外交案件に変更され、劇中にはフランス料理やベトナム料理、創作料理などさまざまな料理も登場。正月らしい華やかなドラマになるといい、櫻井さんは「お正月に家族そろって、おなか空かせてご覧ください(笑い)」とアピールしている。

 同局編成企画の若松央樹さんは「以前からすてきな作品だと思っていた原作ですが、海外が舞台ということもあり、尻込みをしておりました。しかし、お正月のスペシャルドラマとして考えた時、料理という題材とそのスケール感、そして昨今、外交が身近な問題となっている世相もあり、まさに今がチャンスだと思い、企画を立ち上げました」と説明。「主人公の配役を考えた時、真っ先に思い当たったのが櫻井翔さんでした。主人公の不器用なまでの真っすぐさや、外交の思惑を料理に盛り込むという何とも理知的なキャラクターが、櫻井さんの持つイメージにぴったりでした」と起用理由を語っている。

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