MD松尾のヒット解析:モンハンがV4 年末商戦は11月中旬から

 TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の松尾さんは、その経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている。ベテランバイヤーがヒットの流れを解析し、今後の動きを予想する。

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 月末の商戦期でしたが、新作のラインアップがややさびしかったこともあって、「モンスターハンター(モンハン)4G」(3DS、カプコン)をはじめとした発売済みの定番タイトルが上位に残りました。

 ◇今週の動き

 11月の第1週は年末商戦の前哨戦になることもある時期なのですが、今年はビッグタイトルの発売はなし。ということもあり、上位は「モンハン4G」、「大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー3DS」(3DS、任天堂)、「実況パワフルプロ野球2014」(PS3、コナミデジタルエンタテインメント)といった定番タイトルが残る展開でしょう。

 なお、今年の年末商戦は「ワールドサッカー ウイニングイレブン2015」(コナミデジタルエンタテインメント)、「コール オブ デューティ アドバンスド・ウォーフェア」(スクウェア・エニックス)、「ワンピース 超グランドバトル! X」(バンダイナムコゲームス)などの話題作が登場する11月中旬からスタートするとみています。

 ◇ランキングは次の通り。(10月27日~11月2日・TSUTAYA調べ・限定版含む)

1位 モンスターハンター4G(3DS)

2位 実況パワフルプロ野球2014(PS3)

3位 大乱闘スマッシュブラザーズ for ニンテンドー3DS(3DS)

4位 サイコブレイク(PS3)

5位 実況パワフルプロ野球2014(Vita)

6位 ボーダーランズ プリシークエル(PS3)

7位 妖怪ウォッチ2 本家(3DS)

8位 テイルズ オブ ザ ワールド レーヴ ユナイティア(3DS)

9位 サイコブレイク(PS4)

10位 妖怪ウォッチ2 元祖(3DS)

 ◇プロフィル

 松尾武人(まつお・たけと) TSUTAYAゲームリサイクル企画グループ リーダー

 「GAME TSUTAYA」加盟約550店に新作ゲームの商品提案をするマーチャンダイザー。1996年から家電量販店でゲームのバイヤーを担当。2002年にTSUTAYA入社後も一貫してバイヤーの道を歩んできた。ネオジオCDを2台購入したほどの格闘ゲーム好きだったが、現在は携帯版ドラクエなどで遊ぶ日々が続いている。

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