福士蒼汰:初の映画祭で拍手浴び「存在意義見つかった」

映画「神さまの言うとおり」のジャパンプレミアに登場した福士蒼汰さん
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映画「神さまの言うとおり」のジャパンプレミアに登場した福士蒼汰さん

 俳優の福士蒼汰さんが4日、東京都内で行われた主演映画「神さまの言うとおり」(三池崇史監督、15日公開)のジャパンプレミアにヒロイン役の山崎紘菜さんらとともに和装で登場。同作は「第9回ローマ国際映画祭」で上映され、会場に足を運んだ福士さんは「映画祭が初めてだったので、どんなものだろうと思っていたんですが、海外の人にスタンディングオベーションで祝福されて、変な気持ちでしたね……」と明かし、「なんなんだろう俺って。普段ちっぽけな自分だと思ってたんだけど、こういうふうに拍手をもらえて、自分の存在意義が見つかったなと、感じる場所でしたね」としみじみと振り返った。

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 福士さんとともに同映画祭に参加した山崎さんは「初めて完成した作品をローマの方々と見て、自分の出演した作品が完成した喜びと、それをローマの方々と共有できるという(喜びとで)、本当にうれしい時間だった。本当に感動して涙が出そうでした」とコメント。同映画祭で特別賞の「マーベリック賞」を受賞した三池監督は「純粋に名誉なこと。うれしかったですよね。変わり者の人が受賞する賞なので……」と改めて喜びを語りつつ、「これは美しい青春映画なんで、心温まるね。こういうのも撮れたんだぞということをやってみました」と笑顔で話していた。

 「神さまの言うとおり」は、金城宗幸さん作、藤村緋二さん画で「別冊少年マガジン」(講談社)などで連載されている人気マンガが原作。退屈な日常にうんざりしている高校生の高畑瞬(福士さん)がある日クラスメートとともに、突然学校に現れた「ダルマさん」の宣言で始まる命を懸けた理不尽なサバイバルゲームに巻き込まれていく恐怖や不条理などを描く。「ダルマさん」などのキャラクターの声をトミーズ雅さん、前田敦子さん、山崎努さんらが務める。イベントには神木隆之介さん、染谷将太さん、優希美青さんも和服姿で出席、総額500万円、約1カ月をかけて製作したという“空飛ぶ巨大ダルマ”も登場した。

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