斎藤工:初挑戦の映画吹き替えは「不安でいっぱいだった」

映画「西遊記~はじまりのはじまり~」日本語吹き替え版の舞台あいさつに登場した斎藤工さん
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映画「西遊記~はじまりのはじまり~」日本語吹き替え版の舞台あいさつに登場した斎藤工さん

 俳優の斎藤工さんが4日、東京都内で行われた映画「西遊記~はじまりのはじまり~」(チャウ・シンチー監督)の日本語吹き替え版の完成披露舞台あいさつに登場。主人公の妖怪ハンター・玄奘(ウェン・ジャンさん)の日本語吹き替えを担当した斎藤さんは、玄奘の衣装で登場し、「(映画の吹き替えは)初めての挑戦で、不安でいっぱいだった」と収録時の心境を告白。「周りのボイスアクターの方たちが非常に豪華で、素人っぽさが際立ってしまうだろうな、と。でも、それは選んだ人の責任だと思うので、『楽しもう』と(思い直した)」と明かした。

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 舞台あいさつには、斎藤さん、女優の貫地谷しほりさん、お笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜さんと箕輪はるかさん、声優の山寺宏一さんがそれぞれ、映画のキャラクターの衣装に身を包んで登場した。イメージキャストという位置づけで参加することになったハリセンボンの近藤さんは「今まで豚じゃねーよ、とかカッパじゃねーよ、とか否定してきたけど、こうしてお仕事をいただけて良かった」と感想をコメントした。

 また、舞台あいさつには映画とのタイアップで、全日本仏教青年会から30人の“お坊さん”も出席。理事長の伊東政浩さんが「走ってきたので心臓がバクバク言っております、孫悟空並みにものすごい勢いで参りまして、ギリギリ間に合ったんですよね」とあいさつすると、近藤さんがすかさず「間に合ってなかったですよ!」と突っ込む一幕もあった。

 「西遊記~はじまりのはじまり~」は、「少林サッカー」のシンチー監督の6年ぶりの最新作。「西遊記」を題材に、三蔵法師、孫悟空、沙悟浄、猪八戒の4人が出会う前を描いたオリジナルストーリーで、斎藤さんは、のちに三蔵法師と名を改めることとなる主人公の妖怪ハンター・玄奘、貫地谷さんは女妖怪ハンター・段(スー・チーさん)、山寺さんが孫悟空の日本語吹き替えを担当する。11月21日公開。

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