笑ってはいけない:今年は「大脱獄24時!」 「ガキ使」大みそかSP決定

「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しスペシャル 絶対に笑ってはいけない大脱獄24時!」の一シーン=日本テレビ提供
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「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日年越しスペシャル 絶対に笑ってはいけない大脱獄24時!」の一シーン=日本テレビ提供

 日本テレビの大みそかの特別番組が、人気バラエティー番組「ガキの使いやあらへんで!!」の特別版「絶対に笑ってはいけない大脱獄24時!」に決まったことが20日、明らかになった。同シリーズが大みそかの特別番組として放送されるのは9年連続。今回は架空の“刑務所”が舞台で、囚人研修員に扮(ふん)したダウンタウンら「ガキ使」メンバーを“研修”という名のさまざまな笑いのトラップが待ち受ける。12月31日午後6時半から深夜0時半の約6時間にわたって放送予定。

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 「笑ってはいけない」シリーズは、ダウンタウンの松本人志さんと浜田雅功さん、月亭方正さん、ココリコの遠藤章造さんと田中直樹さんの5人が「どんなことが起きても絶対に笑ってはいけない」というルールでロケに臨む人気企画。大物俳優や著名文化人らが「仕掛け人」となった笑いのトラップが仕掛けられ、笑うと罰ゲームとしてお尻をたたかれる。

 今回は、「ガースー黒光り中央刑務所」を舞台に、5人が囚人研修員として研修を行うという設定で、大物芸能人が扮する所長との対面や訓練など、さまざまなシチュエーションで笑いのトラップに挑む。また今年も「笑ってはいけない」に加え、「驚いてはいけない」タイムなど別コーナーも設ける。マツコ・デラックスさんや板尾創路さん、蝶野正洋さんらおなじみの常連ゲストのほか、初登場のスーパースターなど豪華ゲストも出演する予定。

 ロケは11月中旬に、東京近県の学校と運動公園を貸し切り、CCDカメラ220台、ENGカメラ25台、今回初めて導入された空撮用のリモコンヘリカメラを使用して撮影。約500人(うちエキストラは約200人)のスタッフが参加した。ロケを終えた松本さんは「毎回なんですけど、誤審が多くて、僕以外もっとみんなたたかれるべきだと思います。絶対見逃さないようにすべきだと思いましたね」と話し、方正さんは「本当にしんどいこともあった」と振り返った。

 浜田さんは、「マル秘ゲストちゃんには、ほとほと困りました……」と苦笑いで、遠藤さんは「まさかという人にもお会いできたので、いい思い出になりました」と話した。田中さんは、「すごい大変でした。けどみんなと一緒だったから乗り越えられたと思います。改めて外の世界はいいなと思いました」としみじみと振り返っていた。番組の大友有一プロデューサーは「今回この設定を選んだのは、今までと趣向を変えて、架空の刑務所という世界観の中で5人にいろいろな仕掛けをしたいなと思ったからです」と説明している。

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