染谷将太:「寄生獣」公開に感慨「長い戦いだった」 橋本愛は“顔割れ”希望

映画「寄生獣」の初日舞台あいさつに登場した染谷将太さん
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映画「寄生獣」の初日舞台あいさつに登場した染谷将太さん

 俳優の染谷将太さんが29日、東京都内で行われた映画「寄生獣」(山崎貴監督)の初日舞台あいさつに登場。右手に謎の寄生生物・パラサイト「ミギー」が寄生した主人公の高校生・泉新一を演じた染谷さんは、約5カ月にわたった撮影を振り返り、「(CGで描かれる)見えないミギーと向き合って、ひたすら孤独と戦っていた。本当に本当に長い戦いだったので、やっと完成してうれしいですね」と感慨深げに語った。

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 会見には、共演の深津絵里さん、橋本愛さん、東出昌大さん、余貴美子さん、山崎監督も出席。登壇キャストのなかで唯一、パラサイトに寄生されない橋本さんは、登場人物の顔が割れパラサイトに変化する独特の描写に触れ、「私も顔が割れてみたかったし、右手にも寄生されたかったですけど。ぜひ特典映像とかで」と希望していた。

 また、新一の母親を演じた余さんは、染谷さんとは今回が2度目の親子役。「相変わらず不敵な笑みを浮かべている」と染谷さんを評し、「東出さん、橋本さんにも子供役をやっていただいたことがあるんですが、3人とも何を考えているか分からない人たち。なんか本当、パラサイトにぴったりだな、と思った」とコメントして、会場を笑わせた。

 「寄生獣」は1990~95年に「月刊アフタヌーン」(講談社)に連載された人気マンガ。右手にパラサイトが寄生した高校生・新一(染谷さん)と、ほかのパラサイトとの戦いなどを描いている。2015年4月25日には「寄生獣 完結編」が公開される。山崎監督は「前編が公開されちゃって、まだ後編(完結編)のCGができていないのでドキドキしています」と語り、キャストからの「楽しみにしています」の声に焦った表情を見せていた。

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