吉高由里子:鈴木亮平と“花アン”衣装で朗読に挑戦 三浦春馬は「仮面舞踏会」踊る

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 女優の吉高由里子さんと俳優の鈴木亮平さんが「世界エイズデー」の1日、日本武道館(東京都千代田区)で行われたエイズの啓発イベント「Act Against AIDS(AAA) 2014『THE VARIETY 22』」に出演し、今年放送され、夫婦を演じたNHK連続テレビ小説「花子とアン」を彷彿(ほうふつ)とさせる衣装で、ドラマの元になった翻訳家・村岡花子とその夫が実際に交わしたという書簡の朗読に挑戦した。また俳優の三浦春馬さんは、イベントの呼びかけ人の岸谷五朗さんと寺脇康文さんとともに、少年隊のヒット曲「仮面舞踏会」などをノリノリで披露した。

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 同イベントは、1993年にスタートし、毎年12月1日の「世界エイズデー」に合わせ、全国各地でミュージシャンによるチャリティーライブが行われてきた。22年目を迎えた今年は「ラオスへの支援を通じてエイズという病気をなくすため情報を発信していきたい」という趣旨に賛同したポルノグラフィティ、flumpool、GENERATIONS from EXILE TRIBE、高橋優さん、平岡祐太さんら16組37人が日本武道館に集結し、一夜限りの共演を繰り広げて会場に集まった約6500人を魅了した。

 この日、吉高さんは着物姿で、鈴木さんはクラシックなスーツ姿。ドラマさながらのやりとりに涙を流す観客もいた。また今回は、岸谷さんと寺脇さんが毎年恒例で行っているオープニングに三浦さんがジョイント。イモ欽トリオの「ハイスクールララバイ」、THE ALFEEの「星空のディスタンス」、少年隊の「仮面舞踏会」のメドレーをキレのあるダンスを交えて披露した。また三浦さんは、ポルノグラフィティのステージに平岡さんとともにゲスト参加し、ヒット曲「サウダージ」を熱唱した。

 エンディングは参加メンバーが総出演し、イベントのために書き下ろされた「一人じゃないから」を合唱。エイズの現状を知るべく、自らラオスに足を運んだという三浦さんは、互いに支え合いながら治療に向かう患者を目にし「すごく胸をうたれ、また新たに必要なものがたくさん見つかりました」といい、「それを送り届けられるようこれからも頑張っていきます。それには、皆様の協力が必要です。どうぞこれからもよろしくお願いいたします」と訴えかけた。

 会場では、桑田佳祐さんが「『継続は力なり』という言葉を信じ、エイズを取り巻く環境が少しでも良くなるまで、今後もAAAの活動を続けて行きたい」という思いから制作したTシャツや避妊具のケースなど「桑田佳祐×AAA グッズ」も販売された。

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