ドクターX:きょう最終回 全話20%超え&今年最高なるか

「ドクターX~外科医・大門未知子~」に主演する米倉涼子さん
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「ドクターX~外科医・大門未知子~」に主演する米倉涼子さん

 米倉涼子さん主演の連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の最終回が18日、90分スペシャルで放送される。初回から10週連続で20%の“大台超え”を達成しており、全話20%超えとなれば今年初の快挙。全11話の平均視聴率は「HERO」(フジテレビ系)の21.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を抜き、今年の民放連続ドラマのトップになるのは確実な見通しで、「HERO」が初回で獲得した今年のドラマの最高視聴率26.5%を上回る数字を記録できるのかにも期待がかかる。

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 「ドクターX」は、天才的な腕を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩くクールで型破りな天才外科医・大門未知子を通して医療現場を描いた人気ドラマ。2012年にシーズン1、13年にシーズン2が放送され、高視聴率を獲得した。

 第3弾となる今シリーズは未知子が日本医学界の頂点に君臨する「国立高度医療センター」に派遣され、日本の東西を代表する「東帝大学病院」と「西京大学病院」の覇権争いに巻き込まれながら、“史上最大の戦い”を繰り広げる。今シーズンの視聴率は10週連続で20%の“大台超え”を達成し、11日に放送された第10話の平均視聴率は24.8%と今期のドラマで最高を記録している。

 最終回は90分のスペシャル版で、未知子が人知れず倒れた師匠・神原晶(岸部一徳さん)のオペに挑む。だが、すでに病状は悪化し、手術適応外の状態となっていた晶は、自らの寿命を悟り、愛すべき弟子に「失敗させたくない」という思いから、未知子による執刀を拒絶する。それでも未知子は自らの強い希望でメスを握り、オペに取りかかるが……。あふれる感情を懸命に抑えながら、手術を続行する未知子の目からは初めて見せる涙がこぼれ落ちる。

 一方、センターの総長・天堂義人(北大路欣也さん)が夢見ていた国家レベルの新組織「日本医療産業機構」がついに発足。天堂は初代理事長に就任し、医学界の頂点に上り詰める。さらに、かつての“敵”である西京大学病院の院長・蛭間重勝(西田敏行さん)が深刻な高度進行同時性多発大腸がんを発症し、未知子にオペを依頼するという展開も。果たして未知子の“生涯最後?のオペ”と“史上最大の戦い”の結末はどうなるのか。最後の最後まで目が離せない展開となりそうだ。

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