EXILE:“弟分”も俳優として躍進 「花アン」など話題作で存在感

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 ドラマ「GTO」(関西テレビ・フジテレビ系)のAKIRAさん、「戦力外捜査官」(日本テレビ系)のTAKAHIROさんら、人気グループ「EXILE」のメンバーがドラマや映画でも存在感を発揮しつつある。今年は“兄貴分”だけでなく、「劇団EXILE」の町田啓太さんがNHK連続テレビ小説「花子とアン」、「三代目 J Soul Brothers」(JSB)の登坂広臣さんが映画「ホットロード」に出演するなど、“弟分”の活躍も話題になった。今年、俳優として輝いた“弟分”をまとめた。

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 ◇今年話題の町田啓太、登坂広臣とは?

 登坂さんが所属する「JSB」はそもそも、「EXILE」の前身として2001年まで活動していたグループで、同年、いったん活動を休止したが、07年に“二代目”として復活。09年には「二代目JSB」のメンバーが“吸収合併”される形で「EXILE」に加わり、翌年に新メンバーが「三代目」を“襲名”した。町田さんの「劇団EXILE」は07年に誕生した若手俳優による劇団だ。

 町田さんは、「花子とアン」で、はな(吉高由里子さん)の夫・英治(鈴木亮平さん)の弟・郁弥を演じ、その好青年ぶりが注目を集め、「あのイケメンは誰?」などと話題になった。町田さんは2010年に「第3回劇団EXILEオーディション」に合格。一時は「劇団EXILE」を脱退し、パフォーマーを目指すものの、俳優としての道を進んでいきたいという思いが強くなり、12年に「劇団EXILE」に再加入したという異色の経歴の持ち主だ。来年公開の映画「スキマスキ」でも主演を務めており、俳優としてさらに注目を集めそうだ。

 登坂さんは10年にオーディションに合格し、「三代目JSB」に加入。グループでは今市隆二さんとともにボーカルを担当している。「ホットロード」は俳優デビュー作で、能年玲奈さんが演じる宮市和希が引かれる不良少年・春山洋志を演じ、“ハマリ役”などと話題になった。「テラスハウス」(フジテレビ系、9月放送終了)にスタジオ出演したほか、今年はカップ麺「スーパーカップ」(エースコック)のCMに単独出演するなど、活動の幅を広げている。俳優としての今後の活動は発表されていないが、「ホットロード」で第39回報知映画賞新人賞を受賞するなど評価されており、今後の活躍が期待される。

 ◇あの“悪役”が大河デビュー 慶応出身のイケメンにも注目

 ほかにも「劇団EXILE」で注目されるのは、ドラマ「水球ヤンキース」(フジテレビ系)や「ルーズヴェルト・ゲーム」(TBS系)の“悪役”として話題になった鈴木伸之さんだ。来年はNHK大河ドラマ「花燃ゆ」で、長州藩の尊皇攘夷(じょうい)派の寺島忠三郎役として“大河デビュー”することもあり、ますます注目されそうだ。

 「三代目JSB」では、ドラマ「ディア・シスター」(フジテレビ系)や映画「クローズEXPLODE」に出演し、「EXILE」を兼任する岩田剛典さんの活躍が期待される。「ミスター慶応コンテスト2009」で最終候補に残った“イケメン”で、甘いマスクとダンスで鍛え上げられた肉体が魅力だ。

 さらに青柳翔さんや白濱亜嵐さん……と俳優として注目される“EXILE軍団”の若手は枚挙にいとまがない。来年も“肉体派のイケメン”をドラマや映画で目にする機会が増えそうだ。

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