注目映画紹介:「海月姫」 能年玲奈がオタク女子熱演 ハマり過ぎ?「尼~ず」にも注目

映画「海月姫」のワンシーン (C)2014映画「海月姫」製作委員会 (C)東村アキコ/講談社
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映画「海月姫」のワンシーン (C)2014映画「海月姫」製作委員会 (C)東村アキコ/講談社

 女優の能年玲奈さんが主演する映画「海月姫」(川村泰祐監督)が27日から全国で公開される。アニメ化もされた東村アキコさんの人気マンガが原作で、能年さんはほぼすっぴんに三つ編み、メガネ、スウェットという姿でクラゲオタクのヒロイン・月海を熱演。月海を取り巻くオタク女子の「尼~ず」もそれぞれが役にハマっている。

 クラゲオタクの月海はイラストレーターを目指して上京したものの、鉄道オタクのばんばさん(池脇千鶴さん)、和物オタクの千絵子(お笑いコンビ「アジアン」の馬場園梓さん)、年配の男性にときめく“枯れ専”のジジ様(篠原ともえさん)、三国志オタクのまやや(太田莉菜さん)ら「尼~ず」と称するオタク女子たちと「男を必要としない人生」を掲げ、男子禁制の共同アパート「天水館」で楽しく暮らしていた。ある晩、月海は行きつけの熱帯魚ショップで愛するクラゲを救いたい一心で騒動を起こしてしまう。熱帯魚ショップから追い出された月海は通りすがりの“おしゃれ女子”に助けられ、彼女を部屋に泊めることに。しかし翌朝、月海の部屋にいたのは女装が趣味という見知らぬ青年(菅田将暉さん)だった……という展開。

 物語の舞台となる天水館、尼~ずが身にまとう衣装や蔵之介(菅田さん)の女装姿など細部にまでこだわって作り上げられたセットや小道具、衣装に目を奪われ、スタッフの“オタク”ぶりに感心させられる。見どころは、天水館立ち退きを阻止しようと、月海ら「尼~ず」と蔵之介が総力をあげて作り上げたクラゲをイメージしたドレスのファッションショー。何かに熱中したり、ハマったりすることってなんてステキで楽しいことなんだろうと胸がワクワクした。さらにそれを一緒に語り合ったり、共有できる仲間がいればなおさらだ。原作ファンとしては映画の終わり方も気になるところだが、続編も期待させるような結末に心が明るくなった。新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほか全国で27日から公開。(堀池沙知子/毎日新聞デジタル)

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