コミケ87:世界的ボールメーカーが初出展 「ハイキュー!!」コラボでブランドをアピール

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 世界的なシェアを誇るバレーボールのボールなどを製造する化学メーカー「ミカサ」が、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催中の日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)87」の企業ブースに初出展している。人気バレーボールマンガ「ハイキュー!!」に、同社のボールが登場することから、ブースではコラボグッズなどを販売。同社の担当者は、出展について「『ハイキュー!!』を通じて、バレーボールという競技にも興味を持ってもらいたい」と話しており、マンガ、アニメのファンに“世界のミカサ”と競技をアピールするのが狙いのようだ。

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 「ハイキュー!!」には、ミカサのボールが登場することもあり、同社は発行元の集英社にコラボグッズを提案し、テレビアニメがスタートした今春から烏野高校など作中に登場する学校名がプリントされたバッグ(1000円)などを通販サイトで販売。担当者によると「最初はミカサという社名を聞いて、『進撃の巨人』のキャラクター(ミカサ・アッカーマン)?という声もあった」などの反応もあったというが、コラボグッズは好調で、コミケへの出展に踏み切った。

 作中にも登場するボールについては「7000円程度と少し高価なこともあり、『ハイキュー!!』の影響で売り上げが伸びているわけではありません。『アタックNo.1』ブームの時はボールが飛ぶように売れたと聞いていますが」と話しており、コミケでの販売を見送ったという。ブースには長蛇の列ができる……というわけではないが、グッズの売り上げが好調だといい、「いい感触です」と手応えを感じているようだ。

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