内村光良:13年ぶり連ドラ主演「代表作にしたい」 NHKで余命宣告されたサラリーマンに

5月スタートの連続ドラマ「ボクの妻と結婚してください。」で主演する内村光良さん=NHK提供
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5月スタートの連続ドラマ「ボクの妻と結婚してください。」で主演する内村光良さん=NHK提供

 お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良さんが、5月スタートの連続ドラマ「ボクの妻と結婚してください。」(NHK BSプレミアム)で主演を務めることが5日、明らかになった。内村さんにとって連続ドラマの主演は2002年7月期に放送された「ぼくが地球を救う」(TBS系)以来13年ぶりで、NHKドラマ出演は初めて。また、内村さん主演で14年2~3月に公演された舞台のドラマ化でもあることから「僕にとってドラマの代表作にしたいと思っています」と意気込んでいる。

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 「ボクの妻と結婚してください。」は、放送作家の樋口卓治さんの同名小説が原作。余命6カ月を宣告されたサラリーマン・三村修治が、残される家族のために、妻の再婚相手を探すための“婚活”を始める……というストーリー。内村さん演じる修治の妻・彩子役は、舞台と同様、木村多江さんが務める。舞台では、修治は放送作家という設定だったが、ドラマではテレビ局の営業マンとして描かれている。脚本は岡田惠和さんが手がける。8日にクランクインする予定。

 原作は、樋口さんが途中から内村さんをイメージして作ったという物語で、その後、内村さん主演で舞台化された。内村さんのドラマへの起用について、後藤高久チーフ・プロデューサーは「(主人公は)いつもニコニコと笑っている“笑いが大好き”な気のいい男。病気になって本当は恐ろしいはずなのに、自分のことは後回しにして“家族の心配”をする愛にあふれた男。まさに余人をもって代えがたいベストなキャスティングだと思います」とコメントしている。

 今回、ドラマの台本にはコメディー要素もちりばめられているといい、「余命ギャグ」というせりふまで登場。内村さんは「病気に対してここまで突っ込むドラマもそうそうないので、そこも挑戦だと思っています」と語り、「“NHKなので”はみだすことのないように、かといってNHKらしからぬ一面もあってよいのかなと思っています」と自身が手がける同局のコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」でおなじみのせりふでアピール。2015年最初の仕事になります。大きな一歩。幸先のよい一歩にしたい」と話している。

 5月10日~6月14日毎週日曜午後10時放送。全6話。

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