花燃ゆ:低調スタートもプロデューサー「これから」

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 女優の井上真央さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の初回(4日放送)の視聴率が、大河史上3番目の低さとなったことについて、同ドラマの土屋勝裕チーフプロデューサーが6日、取材に応じ、「視聴率うんぬんではなく、見ていただいた方に『おもしろかった』といっていただきましたので、これから口コミで広がっていって、多くの方が見ていただけるといいなと思っています。これからかなと思っています」とコメントした。

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 同作の初回の平均視聴率は16.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、1963年以降、89年の「春日局」(初回14.3%)、77年の「花神」(初回16.5%)に次ぐ低調スタートとなった。昨年の「軍師官兵衛」の初回視聴率は18.9%だった。

 「花燃ゆ」は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰の妹・杉文(ふみ)が主役のオリジナル作品。文は長州藩の尊王攘夷(じょうい)派の中心人物・久坂玄瑞(くさか・げんずい)と結婚し、久坂が死去した後は、群馬県初の県令(現在の県知事)の楫取素彦(かとり・もとひこ)と再婚した人物で、ドラマでは動乱の幕末の長州で、困難を乗り越えて、まっすぐに生きた文の生涯が描かれる。

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