三谷幸喜さんの脚本で11、12日に2夜連続で放送されたスペシャルドラマ「オリエント急行殺人事件」（フジテレビ系）の平均視聴率は11日が16．1％、12日が15．9％（ともにビデオリサーチ調べ、関東地区）だった。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　「オリエント急行殺人事件」は、アガサ・クリスティーの名作サスペンスを三谷さんが脚本、狂言師の野村萬斎さんの主演でドラマ化。原作は、真冬の欧州を走る超豪華列車“オリエント急行”の中で乗客が殺害され、名探偵エルキュール・ポアロが事件を解決していくストーリーだが、今作は昭和初期に舞台を移し、架空の“特急東洋”の中で起きた殺人事件を、名探偵の勝呂武尊（すぐろ・たける）が解決する姿を描いた。第1夜は、可能な限り原作を忠実に映像化。第2夜は、時間と空間を広げ、犯人の視点から事件を再構築した。

　萬斎さんのほか、松嶋菜々子さん、人気グループ「嵐」の二宮和也さん、杏さん、玉木宏さん、沢村一樹さん、吉瀬美智子さん、石丸幹二さん、池松壮亮さん、黒木華さん、八木亜希子さん、青木さやかさん、藤本隆宏さん、富司純子さん、高橋克実さん、笹野高史さん、小林隆さん、草笛光子さん、西田敏行さん、佐藤浩市さんら豪華キャストが出演した。