今年7月に30歳を迎えるモデルで女優の加藤夏希さん(29)が14日に横浜アリーナ(横浜市港北区)で開催される「東京ランウェイ 2015 SPRING/SUMMER」に出演する。加藤さんに理想の女性像や7回目の出演となる「東京ランウェイ」について聞いた。
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モデル業、女優業など忙しい毎日を送る加藤さんが心がけているのは、オンとオフをしっかりと切り替えた生活。「仕事を終えて帰ってくるとアドレナリンが出ているのか、体が元気なので……。寝る前の時間や空間を整えて、香りや飲み物、入浴にこだわっています。寝る前は、照明(のトーン)を変えて静かな状態を作ったり、お風呂も出たり入ったりを繰り返して、芯まで温まります」と明かす。
昨年、一般男性との結婚を発表し、30代を目前にしているが「10代の頃にイメージしていた30代はもっと色っぽくてしっかりしていて会社の社長をやっているような女性をイメージしていたんですが、自分は変わっていないなあ……と。年相応に結婚して、大人というか30代の女性が歩む道を歩いているんでしょうけれど、気持ちが追いついていない部分はありますね」と正直な気持ちを口にする。それでも「10代はあっという間で慌ただしかったけれど、20代は満喫しましたね」と振り返った。
加藤さんが理想とする女性は「クールで“デキる”タイプの女性と、反対に思っていることがそのまま出ちゃう素直な感じの女性」という2タイプの女性といい「(正反対のタイプを)いったりきたりしたいですね」とはにかんだ。
加藤さんが出演する「東京ランウェイ」は、アジア最大級のファッションイベントで、今回は「ミックスカルチャー」がテーマ。約30の人気ブランドが参加し、加藤さんのほか中村アンさん、菜々緒さんら100人超の人気モデルやタレントが出演する。
今回が7回目の出演となる加藤さんは「東京ランウェイ」の魅力を「お客さんとからんだり近い距離でわっと盛り上がるライブ感覚が新鮮」という。「雑誌のモデルの仕事と違って、ダイレクトにお客さんの反応を感じられる。お祭りのみこしを担いでいるような感じです」と語った。
1回のショーで着る服は多くて10着。平均で7、8着といい「服のイメージからブランドさんがどんな女性像を求めているのかをその場で判断する必要がある」と難しさもあるが、「私自身とても楽しんでいます」と笑顔を見せた。