哀川翔:デビュー30周年記念映画「撮影現場で釣り」

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 俳優の哀川翔さんが17日、吉本興業本社(東京都新宿区)で開かれた「島ぜんぶでおーきな祭 第7回沖縄国際映画祭」の発表会見に登場した。同映画祭の特別招待作品である、哀川さんの芸能生活30周年作品「Zアイランド」を「絶対涙するよ! 賭けてもいいよ」とアピールしたものの、メガホンを取った品川ヒロシ監督から「佐渡島での撮影。合間にアジを50匹釣りあげていた。仕掛けをしながら芝居をしていた」と趣味に興じていたことを暴露されると、「1回だけ『そこ(カメラに)映っています』って怒られた」とバツが悪そうに語った。

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 哀川さんは、芸能生活30周年について「まさか30年もつと思っていなかった。気がついたら30年たっていた」とコメント。それを記念して製作した「Zアイランド」について、品川監督の「サンブンノイチ」の撮影現場で自らオファーをしたと明かし、「(品川さんの映画に)これまで3作品に出させてもらって、すごくいい映画を撮るから。『サンブンノイチ』で出演シーンは少ししかなかったんだけど、『今しかないな』と思って『映画撮ってくれない?』ってお願いした。『撮りましょうか』って言ってくれて『やったー』って。超喜びましたよ」と舞台裏を語った。

 「Zアイランド」は、謎の感染症がまん延した島「銭荷島(ぜにじま)」を舞台にしたアクションエンターテインメント。元宗形組組長の宗形(哀川さん)は、家出した弟分の娘を追って訪れた「銭荷島」で、組を解散に追いやった竹下組と遭遇。さらに、感染症から命を落としてゾンビ化した吉田(宮川大輔さん)も現れて、島の人々を巻き込んで大乱闘が巻き起こる……というストーリー。5月16日公開。

 沖縄映画祭は、「Laugh&Peace」をコンセプトに2009年から開催。7回目を迎える今年は名称を「島ぜんぶでおーきな祭 第7回沖縄国際映画祭」とリニューアルし、3月25~29日に沖縄県宜野湾市の会場を中心に昨年より規模を拡大し、同県各所で開催する。

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