堀井新太:「マッサン」“一馬”役のイケメンが大河初出演

「花燃ゆ」に出演する堀井新太さん
1 / 1
「花燃ゆ」に出演する堀井新太さん

 NHK連続テレビ小説「マッサン」の森野一馬役で注目を集める俳優の堀井新太さんが、現在放送中のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」に出演することが16日、分かった。堀井さんが大河ドラマに出演するのは初めてで、奇兵隊として戦い、群馬県初の県令(現在の県知事)の楫取素彦(かとり・もとひこ)の下で働いた中原復亮(なかはら・またすけ)を演じる。堀井さんは「中原復亮の生きた跡を多くの方の心に届けることができればと思っています」とコメントを寄せている。

あなたにオススメ

 NHKの土屋勝裕チーフプロデューサーは起用理由を「日本海に面した小さな村、三隅で生まれ育った中原復亮さんは、純朴で心優しい青年だったのではないかと思います。激動の時代の渦にみずから飛び込んだ青年中原役を、『マッサン』でも人気沸騰の堀井新太さんに依頼しました。堀井さんの純朴で真っすぐな雰囲気が中原にピッタリだと思います」と話している。

 堀井さんは1992年6月26日、東京都出身。2010年、ワタナベエンターテインメント主催の「スペシャルユニットオーディション」で3万人の中からグランプリに選ばれ、同社のユニット「D‐BOYS」と「D☆DATE」に加入した。「マッサン」では、北海道編でマッサン(玉山鉄二さん)とエリー(シャーロット・ケイト・フォックスさん)の北海道の父ともいえる存在で元ニシン漁親方の森野熊虎(風間杜夫さん)の長男、一馬役を好演し、話題になった。

 「花燃ゆ」は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰の妹・杉文(ふみ)が主役のオリジナル作品。文は長州藩の尊王攘夷(じょうい)派の中心人物・久坂玄瑞(くさか・げんずい)と結婚し、久坂が死去した後は、群馬県初の県令(現在の県知事)の楫取素彦(かとり・もとひこ)と再婚した人物で、ドラマでは動乱の幕末の長州で、困難を乗り越えて、まっすぐに生きた文の生涯が描かれている。総合テレビで毎週日曜午後8時、BSプレミアムで午後6時に放送。全50回。堀井さんは5月31日放送の第22回から登場する予定。 

テレビ 最新記事

MAiDiGiTV 動画