矢野顕子+TIN PAN:「さとがえるコンサート」 伝説の4人が集結した公演

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 昨年12月に全国4カ所で行われた「矢野顕子+TIN PAN」のコンサートの音源を収録したアルバム「さとがえるコンサート」(ビクターエンタテインメント)が18日に発売された。

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 日本のポップスシーンを40年以上にわたって支えてきた細野晴臣さん、林立夫さん、鈴木茂さんからなる「TIN PAN」と矢野顕子さんの4人は、1970年代の半ばからさまざまなライブやレコーディングで共演してきた。その後も、現在までたびたび顔を合わせてきたが、コンサートツアーを行うのは今回が初めてだった。

 アルバムに収録したのは、ツアー最終日である12月14日のNHKホール(東京都渋谷区)の公演。満員の観客を前に、矢野さんのデビューアルバム「JAPANESE GIRL」に収録された「大いなる椎の木」でコンサートがスタート、矢野さんの楽曲を中心に、4人がレコーディングに携わったアグネス・チャンさんが74年に発表した「思い出の散歩道」「ポケットいっぱいの秘密」や、細野晴臣さんの「終りの季節」といった楽曲のほか、ジミー・ウェッブさんの「Wichita Lineman」や大滝詠一さんの「水彩画の街」など、カバー曲も披露している。

 アルバム「さとがえるコンサート」は全17曲入り。同日のコンサートの模様を収録したブルーレイディスク(BD)が付いた完全生産限定盤は5600円(税抜き)。CDのみの通常盤は3200円。

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