コミケットスペシャル:コミケの特別イベント開幕 25年ぶり幕張に“帰還”

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 「コミケ」の愛称で親しまれている日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット」の特別イベント「コミケットスペシャル6」(主催・コミックマーケット準備会など)が28日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕した。コミケが幕張で開かれるのは1990年に開催された「コミックマーケット39」以来25年ぶりとなる。

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 コミケは、1975年に始まったマンガや小説、ゲーム、音楽などのさまざまなジャンルを扱った同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されている。現在は5年に1回のペースで開催されている「コミケットスペシャル」は、変化を狙って「24時間運営」や「地方開催」など、各回ごとにテーマを掲げており、今回は「オタクサミット」をテーマにしている。

 「コミケットスペシャル6」は、コミケ40周年記念として、約5200の一般サークルが参加。通常のコミケのブースとは異なり自由度が高いのが特徴で、一般サークルの出展者がアニメ「マクロスF」やゲーム「ドラゴンクエスト」の曲をフルートで演奏したり、アニメのキャラクターを描いた「痛凧(いたたこ)」を並べて展示するなど、趣向を凝らして来場者を楽しませている。

 また「コミケットスペシャル」内の特別企画として、「OTAKU EXPO」も開催。アニメ、マンガを使った地域の町おこしを紹介するブースや、世界各国のサブカルチャーイベントのブースが並び、通りがかった人はスマートフォンなどで撮影していた。

 イベントは29日まで。OTAKU EXPOの入場は無料だが、コミケットスペシャルのエリアは、カタログ(1000円)の提示が必要となる。

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