注目アニメ紹介：「Fate／stay night」　セカンドシーズン開幕　遠坂凛の物語は佳境に

　魔術師（マスター）と使い魔（サーヴァント）が、願いをかなえる聖杯を巡って死闘を繰り広げるアニメ「Fate／stay night　［Unlimited Blade Works（アンリミテッド・ブレイド・ワークス）］」の放送が4日深夜から始まる。2014年10～12月に放送されたファーストシーズンの続編となる。

ウナギノボリ

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　ゲーム創作集団「TYPE−MOON（タイプムーン）」の人気ゲーム「Fate／stay night」のシナリオの一つ「Unlimited Blade Works」が原作で、父の志を受け継ぐ気丈な少女・遠坂凛（とおさか・りん）の物語が描かれる。海と山に囲まれた地方都市「冬木市」では、7人の魔術師が「聖杯」を手にするため、過去の英霊が具現化した「使い魔」と契約し、最後の1組となるまで殺し合う儀式「聖杯戦争」が始まった。凛は、亡き父への思いを胸に「アーチャー（弓兵）」のサーヴァントを召喚し、聖杯戦争に参加する中で、同じ高校に通う少年・衛宮士郎（えみや・しろう）とともに共闘していく。

　ファーストシーズンの最終話では、凛と士郎、士郎の使い魔「セイバー」とそろってデートに出かけるが、その途中でライバルの使い魔「キャスター」に襲われ、使い魔の制御に重要な「令呪」とセイバーを奪われてしまった……というストーリーだった。今後は、聖杯戦争が進むと共に、士郎の謎が明らかになっていく。さらに、士郎に思いを寄せる少女・間桐桜（まとう・さくら）のシナリオ「Heaven’s Feel」の劇場版アニメも予定されているが、これについても何らかの発表があるか、ファンの期待を集めそうだ。

　士郎は「黒執事」の杉山紀彰さん、凛は「咲−Saki− 全国編」の植田佳奈さん。制作は「空の境界」や「Fate／Zero」のufotable（ユーフォーテーブル）。TOKYO MX、とちぎテレビほかで放送。