天才オタク教師が、個性あふれる生徒たちを独自の価値観と指導法で成長させていくアニメ「電波教師」（読売テレビ・日本テレビ系）が4日からスタートする。週刊少年サンデー（小学館）で連載している東毅さんの人気マンガが原作。ヒロイン役の声優にアイドルグループ「SKE48」の松井玲奈さんが起用されたことでも話題だ。

あなたにオススメ

来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹”　朝ドラヒロインまで手が届くか

　鑑純一郎（かがみ・じゅんいちろう）は17歳で雑誌「ネイチャー」「サイエンス」に論文が掲載された若き天才だったが、今では無職で引きこもりを満喫するオタク青年。そんな兄を見かねた妹・純音（すずね）の根回しにより、鑑は母校・東神明高校の非常勤講師を務めることになる。

　見どころは、主人公の痛快な破天荒授業と型破りなやり方によって悩みを抱えた生徒たちを救っていくシーンだ。鑑は「やりたいことしかできない（YD)病」で、自らのオタク尺度に絶対的な自信を持つため、周囲はその行動に振り回されることになる。また原作でちりばめられた数々のサブカルネタが、アニメでどう再現されるかも注目だ。

　鑑の声は「さよなら絶望先生」の神谷浩史さんが担当。「アルドノア・ゼロ」や「四月は君の嘘」のA−1 Picturesがアニメを制作する。