戦国武将:各地の名城でカプセルフィギュアに 外国人観光客も視野に

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 織田信長や豊臣秀吉らの勇姿を再現した戦国武将のフィギュア「武将コレクション 天下統一」(バンダイ)が29日から順次発売される。1回300円(税込み)のカプセル自販機商品で、まずは熊本城や大阪城、姫路城とその周辺地域の土産売り場で展開する。外国人観光客の訪問が今後増えると見込まれる中で、新規層の開拓を狙う。

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 フィギュアは高さが4.7センチ~6.4センチで、信長と秀吉以外には、黒田官兵衛、加藤清正、真田幸村があり、それぞれカラフルな色を付けたものと、銅像をイメージした一色の「銅像版」の2種類(計10種類)を用意する。

 よろいや陣羽織の柄なども史実の資料を参考に再現したのが特徴。信長は南蛮鎧(よろい)を着用して火縄銃を持ち、官兵衛も「如水の赤合子」として有名な合子形兜(ごうすなりかぶと)を着用している。秀吉の場合は、実際に用いたと伝えられる「富士御神火文黒黄羅紗陣羽織(ふじごしんかもんくろきらしゃじんばおり)」と「桐文蒔絵軍配団扇(きりもんまきえぐんばいうちわ)」を再現し、カプセルも秀吉ゆかりの「黄金の茶室」をイメージした金色の装飾を施す。

 29日以降は、カプセル自販機の置き場を他の城にも拡大していく計画で、売れ行きを見ながらシリーズ化も検討するという。

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