郷ひろみ:「天皇の料理番」で24年ぶり民放連ドラ出演 ドラマは2省庁とタイアップ

TBS提供
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 歌手の郷ひろみさんが、26日にスタートする佐藤健さん主演の連続ドラマ「天皇の料理番」(TBS系)に出演することが、このほど明らかになった。郷さんが民放の連続ドラマに出演するのは1990~91年放送の「刑事貴族」(日本テレビ系)以来、24年ぶり。佐藤さん扮(ふん)する、“天皇の料理番”にまで上り詰めた料理人・秋山篤蔵の人生に大きな影響を与える在仏日本大使・粟野慎一郎を演じる。

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 「天皇の料理番」は、大正・昭和時代に宮内省大膳頭を務めた秋山徳蔵をモデルにした直木賞作家・杉森久英さんのノンフィクション小説をドラマ化。明治から昭和の激動の時代、料理人になりたいという夢を抱いて田舎から上京した秋山篤蔵(佐藤さん)が、妻や家族を愛し、料理を愛し抜きながら、ついには「天皇の料理番」にまで上り詰めていく姿を描く。

 郷さんは、ドラマ出演のオファーが届いてから撮影が始まるまで「僕にとって一番大変でした」と振り返る。「台本を読み進めていくと、話が本当に面白くて、その中に自分が出演するということは重責」と言いつつ、「こともあろうに演じる役柄がフランス駐在の日本大使で、フランス語を話せなければいけない。このハードルの高さは世界記録に匹敵するんじゃないかな」と苦笑い。その上で「この作品に出演することはビックチャンスだと自分の中で捉えています。これをきっかけに違う世界を開けたら、これからの自分の人生が大きく変わってくるだろうと思っています。それくらい大きなものを与えていただいたと思っています」と前向きに語っている。

 また今作は、日本の若者の留学を応援し、グローバルな人材を育成することを目的とした文部科学省のプロジェクト「トビタテ!留学JAPAN」と、多くの人材が希望に応じて能力を高め適した仕事に就くことができるよう、職業訓練や技能検定など職業能力の可視化を進める厚生労働省の施策「職業能力開発施策」とのタイアップも決定。全国の高校・大学など公共施設にタイアップポスターを掲出するほか、篤蔵の兄・秋山周太郎役でドラマに出演し、自身も留学経験のある俳優の鈴木亮平さんによるトークショーの開催も予定している。

 ドラマは、26日から毎週日曜午後9時に放送で、初回は2時間スペシャルとして放送される。

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