山本譲二:16年ぶりドラマ出演 “山口つながり”で大河初出演

「花燃ゆ」に出演する山本譲二さん=NHK提供
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「花燃ゆ」に出演する山本譲二さん=NHK提供

 演歌歌手の山本譲二さんがNHK大河ドラマ「花燃ゆ」に出演することが27日、明らかになった。山本さんがドラマに出演するのは、97年から約2年にわたり、「暴れん坊将軍」シリーズにレギュラー出演して以来、約16年ぶりで、NHK大河ドラマは初めて。奇兵隊を結成する若き高杉晋作にほれて、財産をつぎ込んで資金援助した長州藩の白石正一郎を演じる。

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 山本さんは山口県下関市出身で「わが愛する故郷・山口を舞台にしている大河ドラマ『花燃ゆ』からオファーをいただき出演させていただいたことをとてもうれしく思います。同時に僕と同じ下関出身の白石正一郎役ということで責任も感じています」とコメント。また「また久しぶりのお芝居の仕事で心配もありましたが若い俳優さんたちのしっかりした演技に支えられ、安心して撮ることができました」と話している。

 NHKの土屋勝裕チーフプロデューサーは、山本さんの起用理由を「熱き心を持った、きっぷの良い親分、そんな白石正一郎のイメージに、まさに下関出身の山本譲二さんのイメージが重なりました」と説明している。

 「花燃ゆ」は、幕末の長州藩士で思想家の吉田松陰(伊勢谷友介さん)の妹・文が主役のオリジナル作品。文は長州藩の尊王攘夷(じょうい)派の中心人物・久坂玄瑞(東出昌大さん)と結婚し、久坂が死去した後は、群馬県初の県令(現在の県知事)の楫取素彦(大沢たかおさん)と再婚した人物。ドラマでは動乱の幕末の長州で、困難を乗り越えて、まっすぐに生きた文の生涯が描かれている。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送中。山本さんは5月31日の第22回、6月7日放送の第23回に登場する。

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