松田悟志:高校生と“ガチ”バスケ 「倒しに行きます」 NBAプレーオフの見どころも紹介

NBAプレーオフについて語った松田悟志さん
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NBAプレーオフについて語った松田悟志さん

 俳優の松田悟志さんが2日、WOWOWで放送されたプレーオフ1回戦「アトランタ・ホークス対ブルックリン・ネッツ」の第6戦の生中継にスタジオゲストとして出演した。自身でチームを持つほどのバスケットボール好きで、NBAファンという松田さんに、番組終了後、今季NBAのプレーオフの展望や見どころ、また自身のチームなどについて話を聞いた。

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 --この日の試合はホークスが勝利し、カンファレンスセミファイナル進出を決めました。

 ネッツがもうちょっと粘るかなと思ってましたね。レギュラーシーズンのイースタン(カンファレンス)1位で通過したホークスにネッツが勝つのは非常に難しいという中で、善戦していたネッツとペースを崩さなかったホークスという構図。(最終的には)結構(ホークスが)圧倒的だったなって。ホークスが1位で抜け、周りのチームから研究されて長所をつぶされていく中で、プレーオフを戦っていく上では、このファーストステージで6戦戦ったことはプラスだと思います。

 --松田さんが応援しているチームは?

 特にこれぞっていうチームはないんですけど、見るのが好きなのは(ロサンゼルス・)クリッパーズ、(ゴールデンステート・)ウォリアーズなんです。あと、個人的にカイリー・アービング選手が好きなので、(所属するクリーブランド・)キャバリアーズも好きです。プレーオフ出場チームの中で注目しているのは、イースタンでは、やはりキャバリアーズ。ウエスタンではウォリアーズ、クリッパーズですね。

 --松田さんが思うプレーオフの見どころは?
 
 レギュラーシーズンでは調整したり、負けが確定したら控えを出したりしていたけれど、プレーオフではそんな余裕がない。そのせめぎ合いの中で、ヘッドコーチはありとあらゆる手を尽くして、相手に勝とうとする。4試合、先に勝つのは大変なことで、レギュラーシーズンでは見られない球際のせめぎ合いとか、大事に勝とうとする姿勢とかが面白いと思います。緊張感が違うし、プライドのかけ方も違うと思う。

 --松田さんが希望するNBAファイナルのカードは?

 ウエスタンはウォリアーズ。クリッパーズにはもちろん勝ってほしいし、ウエスタンカンファレンスのファイナルをこの2チームでやってくれたら、僕は何も言うことないです(笑い)。イースタンはキャバリアーズですね。

 --最近バスケットボールはプレーしてますか。

 ここ半年くらい休んでたんです。なぜかというと、昨年、NHKの作品(「ザ・ラスト・ショット」)でバスケットボールのドラマをやったんですが、その中で僕は引退を考えているプロバスケットボール選手の役をやって、気合を入れて準備して、訓練や練習した上で撮影に挑んだんですけど、その後、燃え尽き症候群に陥りまして(笑い)。それだけ、何年間分のバスケットボールに対する情熱をそこに注いだんです。それで半年くらいずっと休んでいたんですけど、自分のバスケットボールチームは毎年夏に合宿をするんですが、それに向けて今(練習を)再開したところです。

 --夏に合宿とか、本格的ですね。

 毎年、静岡のある高校のバスケットボール部と勝負するんですよ。去年負けているんで、今年は勝たないと。2カ月間、みっちり練習して、高校生を倒しにいきます(笑い)。高校生との勝負はもう5、6年くらい前からやってまして、(高校の)監督からしたら、僕らは体も出来上がっているし、老獪(ろうかい)なプレーもするので、高校生にとってはいい練習になるみたい。(お笑いコンビ)「麒麟」の田村裕くんとも行ったことありますよ(笑い)。

 --今後チャレンジしてみたいことは?

 個人的には今、ボルダリングにはまっていて、それに関することをやれたら。僕もそうですが、子供の時からスポーツしている人は、それ(スポーツ)をやめると他のところも止まっちゃうんです。スポーツをやり続けていく方が俳優の仕事もうまくいく。だから、常にスポーツに打ち込むことを続けていますね。僕にとって(スポーツは)“表裏一体”というか、スポーツすることで、体も精神も鍛えて、その鍛えた体で演技の仕事をしている感じですね。

 *……WOWOWでは、NBAプレーオフの注目の試合を毎週5試合以上生中継し、東西カンファレンス・ファイナルとファイナルは全試合生中継する。

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